浦和レッズは、以前からマチェイ・スコルジャ監督の教え子であるポーランド1部レフ・ポズナン所属MFジョアン・アマラウ獲得が噂されていた。しかし同選手はトルコ2部所属クラブへ移籍する模様。浦和からのオファーを拒否した可能性があるようだ。
攻撃的MFのアマラウは、2018年夏からレフ・ポズナンに在籍。2021/22シーズンにスコルジャ監督のもとで主力選手として活躍し、リーグ優勝に貢献していた。しかし2021/22シーズン終了後のスコルジャ監督退任後は、ベンチ要員に降格。昨季のリーグ戦で6試合のスタメン出場にとどまると、今季の構想から外れていた。
そんなアマラウの移籍先については、以前から浦和移籍の可能性が盛んに報じられる中、移籍情報に精通するポルトガル人ジャーナリストのセバスティアーノ・ソウザ・ピント氏は先月末に「浦和、キプロス1部アポエル、ACオモニア、ロシア1部PFCソチがオファーを提示」と伝えていた。
しかしトルコメディア『Ozgur Kocaeli』の報道によると、トルコ2部コジャエリスポルがアマラウ獲得で合意に達したとのこと。選手本人は10日にも現地入りし、同クラブと2年契約を結ぶ予定だという。
コジャエリスポルは、過去にトルコ2部で3度優勝。しかし1部リーグで戦った2008/09シーズン以降は降格を繰り返し、2014年には5部相当のアマチュアリーグに降格。しかし2019/20シーズンから2年つづけて昇格。2021/22シーズンに2部から3部へ降格したものの、昨季は3部で優勝。1年での2部復帰を果たしている。
なお浦和は今夏の移籍ウィンドウで、元日本代表MF中島翔哉やMF安部裕葵、タイ代表MFエカニット・パンヤを獲得。J1優勝、AFCチャンピオンズリーグ連覇にむけて、攻撃陣の戦力強化に動いている。
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