ボルシア・メンヒェングラートバッハ(ボルシアMG)所属の日本代表DF板倉滉には、レアル・ソシエダ所属MF久保建英とともにセリエA(イタリア1部)王者ナポリ移籍が噂されている。しかし現地では、ナポリが韓国代表DFキム・ミンジェの後釜として板倉を獲得しない可能性が報じられている。
イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は先日、バイエルン・ミュンヘン移籍に迫るキム・ミンジェの後釜候補として板倉やDF伊藤洋輝(VfBシュツットガルト)、DFジョルジオ・スカルビーニ(アタランタ)、DFケヴィン・ダンソ(RCランス)を挙げていた。
また同クラブのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長は先月、イタリアメディア『Rai』の番組内で「我々はまさに日本人選手の獲得へ動いているところだ。日本人の友人から、日本でスカウトをするための契約書の草稿を送ると連絡があった」とコメント。くわえて同会長は最近、スカウト責任者に対して「日本人選手とアメリカ人選手がほしい」と自身の要望を伝えたと報じられている。
しかし『Rai』が25日に報じたところによると、ナポリはDFエドモン・フェイサル・タプソバとDFヨナタン・ターを獲得上位候補にリストアップしたとのこと。同メディアは「板倉、ダンソ、スカルビーニはそれぞれ別の理由で候補から外れた」と伝えている。
板倉は昨年7月、マンチェスター・シティからボルシアMGへ移籍金500万ユーロ(当時約7億円)により完全移籍。昨年9月からカタールW杯開幕直前まで負傷離脱も、シーズン後半戦はリーグ戦ほぼ全試合で先発出場。チームの中心選手として活躍して、ボルシアMGでの1年目を終えている。
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