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三笘薫へのアーセナルFWタックルに俳優「イエロー出すべき」誤解生む投稿も

三笘薫 写真:Getty Images

 ブライトン所属の日本代表MF三笘薫は、15日開催のプレミアリーグ第36節アーセナル戦でFWガブリエウ・マリティネッリからタックルを受けている。そのマリティネッリに対するMFモイセス・カイセドの報復行為が話題を呼ぶ中、俳優である勝村政信氏のSNS投稿にも注目が集まっている。

 三笘は前半5分にマリティネッリから強烈なチャージを受けて転倒。しばらくピッチに倒れこんでいたものの、プレーを続行。すると7分にカイセドが後方からのタックルでマリティネッリの足を削った。またアーセナルはカイセドのタックルが危険なプレーだと猛抗議。選手たちが審判を取り囲んでいる。

 日本国内でも3選手のプレーに注目が集まる中、勝村氏は試合終了後に自身のツイッターアカウントを更新。「勝った!マルティネッリの三笘君へのファールですべてが終わった。 仲間は仕返しするからね」と、三笘へのファウルシーンを振り返っていた。

 すると、とあるSNSユーザーが「報復行為を容認するようなコメントだ」と指摘。これに対して勝村氏は「なるほど。そうなふうに捉えられてしまうのですね。誤解を招いたら申し訳ないです。が、仕返しを肯定するような文章を書いたつもりはありません。 三笘君への悪質なファールに、本来はイエローカードを出すべきだったと思ったので」

 「ちゃんとカードを出して、プレーを止めて、試合を落ち着かせる必要があったと思います。そうすれば、その後のファールはなかったと思います。ネットニュースを少し読んだら、ネビルもイエローとかレッドの話しをしていました」と釈明。あわせて三笘のファウルに対する主審の判定に苦言を呈した。

 なお三笘はアーセナル戦でフル出場し、チームの勝利に大きく貢献。ブライトンはアーセナル戦勝利により、残り4試合で来季UEFAヨーロッパリーグ出場圏内の5位リバプールから勝ち点7差の6位につけている。