Jリーグ アルビレックス新潟

新潟シマブクが日本代表と対戦?ペルー代表監督「接触していないが…」

アルビレックス新潟のバックスタンド 写真:Getty Images

 サッカー日本代表「森保ジャパン」は今年6月20日のキリンチャレンジカップ2023でペルー代表と対戦する。レアル・ソシエダ所属MF久保建英ら海外組の出場に期待が高まる中、アルビレックス新潟所属MFシマブク・カズヨシがペルー代表選手として出場する可能性が南米で報じられている。

 ペルー出身のシマブクは浦和レッズの下部組織や新潟医療福祉大学をへて、昨年に新潟へ加入。プロ1年目の昨季はリーグ戦12試合の出場1ゴールをマークしたほか、今季はここまでYBCルヴァンカップ4試合でプレー。ただJ1リーグでは4月1日の名古屋グランパス戦1試合の出場にとどまっている。

 ペルー代表のフアン・レイノソ・グズマン監督は今月はじめ、ペルーの民間放送『RPP』のインタビューで6月の日本戦と韓国戦にむけての構想を披露。その中で日本代表招集歴のないシマブクに関心を寄せていることを公言。

 「シマブクはとても面白い選手だから今後どうなるか様子を見よう。我々はすでに彼のプレーをチェックしている。ただ彼と接触していないから、現時点では何とも言えない」と語ると、ペルー国内の複数メディアも「ペルー代表監督はシマブクの招集を否定しなかった」と報じているほか、同選手を「和製ラパドゥーラ」と例えている。

 なおペルー代表は日本代表と過去に5度対戦し、1勝2分2敗。直近では2011年6月1日のキリンチャレンジカップで顔を合わせており、0-0の引き分けに終わっている。また2018年には36年ぶりにFIFAワールドカップ本大会出場。現在はFWジャンルカ・ラパドゥーラやMFレナト・タピアらを擁している。