Jリーグ ヴィッセル神戸

神戸イニエスタが進退に言及「まだ選手として…」引退後にバルセロナ復帰か

アンドレス・イニエスタ 写真:Getty Images

 ヴィッセル神戸所属の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタは、今季限りで現役引退やコーチングスタッフとしてバルセロナに復帰する可能性が報じられている。そんな中、イニエスタ本人が自身の今後について語った。

 同選手と神戸の契約期間が今季終了後までである中、スペイン紙『エル・ナシオナル』は今月はじめに「イニエスタはアジアでの生活にとても満足しているが、スペインを恋しく思っていることは明らかだ。来年1月にも神戸との契約を更新せず、現役引退を表明するかもしれない」とリポート。

 「イニエスタには、チャビ・エルナンデス監督のコーチングスタッフの一員になるという憶測もあった。しかし本人はトップチームの事情を知ることを望んでいない」とし、バルセロナから下部組織コーチ就任を打診を受けている現状を伝えている。

 ただ本人はあくまでも神戸でのプレーに集中していることを強調。スペイン国内ラジオ局『RAC1』のインタビューで、「(現役引退後のプランについて)これまで常に、コーチとしてトレーニングに関わりたいと言ってきた。だけど現時点では、まだひとりのサッカー選手として自分を見続けているし、ベンチは遠いね」と語っている。

 なおイニエスタはコンディション不良や妻の出産立会いによる一時帰国もあり、今季ここまで公式戦全試合を欠場している。神戸がJ1リーグで4勝1敗と開幕ダッシュに成功する一方で、同選手の状態や去就に注目が集まっている。