水戸ホーリーホック所属のFW安藤瑞季(23)は今月18日、明治安田生命J2リーグ開幕節の清水エスパルス戦で先発出場。昨年10月の栃木SC戦での「乱暴な行為」により一発退場となっていただけに、DF井林章(32)との競り合いにおけるラフプレーが物議を醸している。
安藤瑞季は前半38分、DF井林章(32)に腰をつかまれる中でも体勢を維持してトラップ。ワンタッチで入れ替わろうとしたところ、右手の握りこぶしで井林章の腰を殴打。主審の笛が吹かれると、井林章にイエローカードが提示されている。
すると、両選手によるコンタクトプレーのシーンがツイッター上で拡散。「これはダメだろ」、「暴力だ」、「またラフプレーかよ」と安藤瑞季に対する批判が沸き起こっているほか、「安藤瑞季にカードないのはおかしい」、「一発退場なのでは?」、「井林章が安藤瑞季を掴んでイエローは納得できるけど…」と主審の判定に対する不満の声も上がっている。
その安藤瑞季は、昨年10月16日の栃木SC戦でDFカルロス・グティエレス(30)に蹴りを入れたことにより一発退場。ネット上で批判を浴びると、本人は「グティエレス選手、栃木SCや水戸ホーリーホックに関わる皆様、全てのサッカーファン、試合を楽しみに来ていた子ども達、皆様に不快な思いをさせてしまい申し訳ございませんでした」
「栃木SC戦で僕がした行為は決して許されるものではありません。今後同じ過ちを繰り返さないよう日々精進していきます」とツイッターを通じて反省の弁を述べていた。
それだけに今回のラフプレーには「全く反省していない」、「栃木SC戦から何も変わっていない」、「同じ過ちを繰り返している」といったコメントも殺到。「J2にもVAR欲しい」といった声も上がっている。
なお安藤瑞季は得点をあげることなく、53分で途中交代。井林章はハーフタイムでベンチに退いている。昨年のラフプレーで話題を呼んでいただけに、安藤瑞季により一層厳しい視線が注がれている。
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