4位:モンテディオ山形
主なOUT選手
- DF半田陸(ガンバ大阪)
- DF山崎浩介(サガン鳥栖)
- MF山田康太(柏レイソル)
- FWディサロ燦シルヴァーノ(清水エスパルス)期限付きから復帰
モンテディオ山形では、期限付き満了による所属元復帰選手も多いが、昨2022シーズン活躍した選手の流出が多く見られる。
GKは現状動きはないものの、DFラインは昨シーズンの主力選手のうちDF山崎浩介がサガン鳥栖へ、DF半田陸がガンバ大阪へとそれぞれ完全移籍。新加入では、名古屋グランパスから昨年はファジアーノ岡山で活躍したDF成瀬竣平を期限付き移籍で獲得。国内でも期待される若手でサイドの穴埋めは図れたようにも見えるが、若くしてチームの顔ともいえる存在となっていた半田の流出がクラブに与える影響は大きい。
中盤では、何といっても背番号「10」MF山田康太の柏レイソルへの移籍が大きい。昨シーズンは35試合に出場中盤だけでなく最前線でも多く起用され、高いシュート精度と仕掛けでチームのプレーオフ進出に貢献した。他選手との連携も良好で互いに活かしあえる関係性の選手も多かっただけに、攻撃面での戦力低下につながることが予想される。
また、FWの動向を見ても攻撃力低下は見て取れる。元々期限付きではあったが、昨夏途中加入ながら最終的にチーム3位となる8ゴールをマークしたFWディサロ燦シルヴァーノが清水エスパルスへ復帰。2022シーズン後半戦の原動力となっていただけに、クラブとしては残念だろう。
守備陣での主力選手及びクラブにとって重要な生え抜き選手、加えて攻撃の柱ともいえる選手が流出することから、戦力ダウンが心配なクラブ4位とした。
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