Jリーグ 浦和レッズ

浦和サポを絶賛!シャルク「ギアクマキスの場合も…」セルティックと比較も

アレックス・シャルク 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグ・浦和レッズ所属のオランダ人FWアレックス・シャルク(30)が、浦和レッズサポーターの振る舞いに言及。ギリシャ代表FWギオルゴス・ギアクマキス(28)の所属クラブであるセルティックや、浦和レッズと戦略的パートナーシップの覚書を締結したオランダ1部フェイエノールトと比較した上で、浦和レッズの凄さやスケールの大きさを語った。

 シャルクは昨年3月、スイス1部セルヴェットFCから浦和レッズへ完全移籍。来日1年目の2022シーズンは負傷離脱もありAFCチャンピオンズリーグ・決勝トーナメント全試合を欠場。J1リーグでも8試合の先発出場にとどまったが、浦和レッズと2023シーズンの契約を更新している。

 そんなシャルクは今月、英紙『サン』のインタビューに対応。浦和レッズに対する印象について「アジアで最も大きなクラブのひとつだね。サポーターもすごいし、スタジアムもすごくきれいだよ」と切り出すと、「東京の街を歩いていても、僕のためにお辞儀をしてくれる人々がいるんだ。サインや写真撮影の依頼も絶えないね」

 「(自分に対するサポーターの接し方に)驚いたけど、同時に身が引き締まるんだ。ヨーロッパで、このような日本文化を理解することはできない。日本では神様のように扱われるんだ」と、サポーターとの交流に言及。

 「浦和レッズはアジアのフェイエノールトのようなクラブだ。実際に浦和レッズとフェイエノールトは提携を結んでいるし、クラブの規模が半端じゃないんだよ」

 「アウェイゲームで飛行機に乗ると、空港で待っているサポーターがいるんだよ。彼らはホテルの前で寝泊まりしている。(スコットランド1部の)ロス・カウンティにいた時にセルティックと対戦したんだけど、セルティックのホームスタジアムで浦和レッズと似たような熱狂ぶりを見たことがあるよ」と、浦和レッズが欧州の2クラブと肩を並べる存在だと主張している。

 さらにシャルクは浦和レッズ移籍前の出来事にも言及。「契約する前に浦和レッズのことを話したら、『すごいね、行ってみたら』という反応ばかりだったよ」

 「ツイッターで僕の移籍話が出た途端、浦和レッズサポーターから1000通ものメッセージが届いて、契約を結ぶようお願いされたんだ。提示条件を見たら、断れるような金額ではなかったね」と語ると、「ギアクマキスの場合も同じように、多くの浦和レッズサポーターから入団を迫られるにちがいない」

 「(浦和レッズへ移籍すれば、)様々な面で人生が変わるよ。日本は美しい国だし、清潔で、人々はとても礼儀正しい。ワールドカップでの日本代表の活躍はとても印象的だったし、この国のサッカーが本当に盛り上がっているのは間違いない」と、ギアクマキスに対して間接的に浦和レッズ移籍を勧めている。