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元神戸ポドルスキがコスタリカ批判「W杯で7失点は…」ドイツ代表に言及も

ルーカス・ポドルスキ 写真:Getty Images

 森保一監督率いる日本代表は27日、FIFAワールドカップ・カタール大会のグループリーグ第2戦でGKケイロル・ナバス(パリ・サンジェルマン)擁するコスタリカ代表と激突する。そのコスタリカ代表は初戦でスペイン代表相手に0-7と大敗。かつてヴィッセル神戸やドイツ代表でプレーしていたFWルーカス・ポドルスキが、コスタリカ代表の戦いぶりを批判した。26日、スペイン紙『アス』が伝えている。

 コスタリカ代表は23日のスペイン戦で11分に先制ゴールを許すと、前半のみで3失点。後半も防戦一方の展開となり4度ゴールネットを揺らされたほか、シュート本数は0本。ボール支配率18%と地力の差を見せつけられている。

 そんなコスタリカ代表についてポドルスキは「あの試合は見れなかったが、結果だけでも(スペイン代表の)クオリティを知る手がかりになる。ワールドカップに出場して7失点はありえないね」とコスタリカ代表を非難している。

 また同選手はスペイン代表対ドイツ代表も展望。元ドイツ代表選手という立場のもと「ドイツはコスタリカとは違う。ワールドカップの試合で7点奪うのが簡単なことではないのも事実だ」

 「スペイン代表がどのようにプレーし、どのような選手を擁しているか分かっている。今更分析するつもりなんてないよ。ドイツ代表にプレッシャーがかかっていることはすでに分かっているんだ」

 「グループリーグ最大のライバルであるスペイン代表と対戦するんだ。 引き分けでも価値があるということを念頭に置いた上でプレーする必要がある。プレッシャーもあるだろうしね」と分析した。

 なおポドルスキは2004年6月にドイツ代表デビューを果たすと、2006年自国開催のW杯では7試合出場で3ゴールとドイツ代表の3位入りに貢献。2014年のブラジルW杯では優勝を成し遂げていたが、UEFA EURO 2016(サッカー欧州選手権)でのプレーを最後に代表を引退している。

 また2017シーズン途中から2年半にわたりヴィッセル神戸でプレー。2019シーズンには元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタやFWダビド・ビジャらとともに天皇杯優勝を成し遂げている。