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元浦和ラファエル・シルバがJリーグ移籍拒否?年俸90%減で母国復帰か

ラファエル・シルバ 写真:Getty Images

 かつてアルビレックス新潟や浦和レッズに所属していたブラジル人FWラファエル・シルバ(30)は、中国クラブ退団後にJリーグクラブからのオファーを拒否していたようだ。29日、ブラジルメディア『Superesportes』が伝えている。

 ラファエル・シルバは2018年1月に浦和レッズから武漢へ完全移籍。中国1年目の2018シーズンに23得点をあげて、中国スーパーリーグ(中国1部)昇格に貢献していた。しかし2021シーズンは負傷離脱もありリーグ戦でわずか4試合の出場にとどまると、今年2月に退団。しばらく無所属状態だったが、4月25日にブラジル2部クルゼイロへの加入が決まっている。

 『Superesportes』の報道によると、ラファエル・シルバは武漢で年俸350万ユーロ(約5億円)を受け取っていた模様。現在クルゼイロ受け取っている年俸額は、武漢在籍時の10分の1以下だという。

 また同選手は、武漢退団後に日本や韓国国内のクラブからオファーを受け取っていたとのこと。いずれも巨額年俸を伴うものだったが、大幅減俸を受け入れた上で母国復帰を決断したようだ。

 なおラファエル・シルバは、2013年7月にブラジル1部コリチーバからスイス1部のルガーノへ完全移籍。ルガーノに1年間在籍した後は、2014年8月からおよそ3年半にわたりJリーグの舞台でプレーしていた。

 2013年のコリチーバ退団以降、およそ9年間にわたりブラジル国外をわたり歩いていただけに、年俸額に関係なく母国復帰を強く望んでいたかもしれない。