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日本代表・守田英正がポルトガル強豪移籍間近に!サンタ・クララ会長が交渉状況説明

守田英正 写真:Getty Images

 日本代表MF守田英正(26)はプリメイラリーガ(ポルトガル1部)のCDサンタ・クララからスポルティングCPへの移籍間近となっているようだ。3日、ポルトガル紙『レコルド』が伝えている。

 同選手は2020年1月に明治安田生命J1リーグの川崎フロンターレからCDサンタ・クララへ完全移籍。1月25日に行われたプリメイラリーガ第15節・リオ・アヴェ戦以降、リーグ戦全試合でフル出場。今季もここまでリーグ戦26試合中21試合で先発出場と、監督交代が相次ぐ中でも引き続き中盤の主力として活躍している。

 また、FIFAワールドカップ・カタール大会アジア最終予選では10試合中5試合で先発出場。先月24日開催のオーストラリア戦でも後半途中までピッチに立ち、日本代表のW杯本大会出場権獲得に大きく貢献していた。

 そんな守田英正の去就を巡っては、先月はじめにスポルティングCPが同選手獲得にむけてCDサンタ・クララとの交渉を進めているとポルトガル紙『O JOGO』が報道。両クラブがすでに交渉入りしている理由として「スポルティングCPは守田英正の獲得レースがより激しくなる前に確保しようとしている。CDサンタ・クララは財政難にあり、早く売却先を確保したいと考えているだろう」と主張していた。

 また、CDサンタ・クララが移籍金500万ユーロ(約6億3000万円)を求める中、スポルティングCPは移籍金250万ユーロ(約3億2000万円)にくわえてボーナス最大250万ユーロでオファーを提示したと伝えられているほか、ポルトガル紙『A BOLA』は「モリタはスポルティングCPの2022/23シーズンの補強第一号になる可能性がある」と報じていた。

 しかし、今月中旬にクラブ間交渉停滞が伝えられると、23日には日本代表MF遠藤航(29)やDF伊藤洋輝(22)らを擁するVfBシュツットガルトがCDサンタ・クララとの交渉を開始したと、ポルトガル紙『レコルド』が報じている。

 その中、今月に入って『レコルド』がCDサンタ・クララのリカルド・パチェコ会長のコメントを紹介。パチェコ氏は守田英正に関するスポルティングCPとの交渉状況について「まだ取引は成立していない。ただ、我々の交渉はかなり進んでおり、最初のベースから大幅に改善されている。(スポルティングCPからの提示は)我々のもとにあるオファーの中でも最高のものだ」とコメント。

 そして「今後数日以内にニュースが出てくるかもしれない」と守田英正のスポルティングCP移籍が決定間近であることを認めている。

 なお、守田英正とCDサンタ・クララの契約期間は2023年6月までとなっている。VfBシュツットガルトも関心を寄せる中、スポルティングCPが最初のオファーからどの程度の移籍金増額を行ったのか気になるところだ。