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本田圭佑、“日本人メンタリティ”注入に失敗していた!「バロテッリは聞いてくれたが…」

本田圭佑(写真左)とマリオ・バロテッリ(写真右) 写真:Getty Images

 サッカー元日本代表のMF本田圭佑(35)は、かつてセリエA(イタリア1部)のACミランでプレーしていた。そんな本田圭佑がミラン在籍時のチームメイトである元イタリア代表FWマリオ・バロテッリ(31)の素顔を明かした。

 本田圭佑はロシア・プレミアリーグ(ロシア1部)の強豪CSKAモスクワで好パフォーマンスを発揮すると、2014年1月にミランへ完全移籍。ミランではおよそ3年半にわたりプレーしていたが、チームの低迷とともに先発での出場機会も減少。2016/17シーズン終了後に契約満了により退団している。また、2014年1月からおよそ半年間にわたり、バロテッリとともにプレー。フリーキックのキッカーを巡って争う場面があったことで話題を呼んでいた。

 そんな本田圭佑はスペイン紙『アス』のインタビューに応じた際、バロテッリとの関係性を聞かれると「マリオは素晴らしいやつですよ。まわりが思っているような人間ではないですね。ただ彼が好き勝手できることが問題でした」と語っている。

 そしてバロテッリに対する接し方については「我々日本人はとても我慢強いですし、物事に対して一生懸命取り組み、途中で投げ出しません。とても優秀な彼が成功を収めるために、日本人の考えを説明しようとしたんです。彼は僕の話を聞いてくれたんですけど、ついていけなかったですね」とコメント。バロテッリに日本人のメンタリティを植え付けようとしていたことを明かした。

 なお、本田圭佑は昨年10月29日に行った公式YouTubeチャンネルのライブ配信でもバロテッリについて言及。「バロテッリはみんなが思ってるような選手でもあり、全然素直で良い子っていう側面があるんですよね」

 「他人の話をすごく聞くし、むしろ教えてほしいみたいなスタイルを持ってたりもするし。ミラン時代にはそうやって彼に色んなことを話してたんで。でも、イメージ通りな部分もあります」とコメントを残していた。