Jリーグ V・ファーレン長崎

長崎前社長・髙田明「最後に言われた言葉は…」ファンの“悲鳴”紹介に「キツイな」の声

髙田明 写真:Getty Images

 明治安田生命J2リーグのV・ファーレン長崎前社長である髙田明氏が26日にツイッターを更新。V・ファーレン長崎が不振を極める中、チームに対するファンの声を紹介しているが、その内容に注目が集まっている。

 V・ファーレン長崎は昨季4位とJ1昇格を逃すと、シーズン終了後に大幅なメンバーの入れ替えを実施。DF毎熊晟矢(24)やDF亀川諒史(28)ら複数選手が退団した一方、柏レイソルからFWクリスティアーノ(35)を獲得したことで話題を呼んでいた。

 ただ、先月19日開催のJ2リーグ開幕節・東京ヴェルディ戦で1-1と引き分けると、横浜FCとヴァンフォーレ甲府相手に敗戦。今月12日の第4節では大分トリニータを4-1で下していたものの、その後は第5節・ロアッソ熊本戦で敗戦。そして26日に行われた第6節・ツエーゲン金沢戦でも0-1と敗れており、ここまで1勝1分4敗とスタートダッシュにつまづいている。

 その中、髙田明氏はツエーゲン金沢戦後にツイッターを更新。「スタジアムの帰り道、3名のご婦人に声をかけられ20分立ち話をしました」と切り出すと「悔しさと空しさが入り混じった感情でお一人が大粒の涙を流しお顔を手で覆われた姿を見て、選手達に『もっと本気になってよ!』と一瞬叫びたくなりました。最後に言われた言葉は負ける事よりも応援していて面白くない試合ですと」とサポーターとの会話内容を明かしている。

 この「負ける事よりも応援していて面白くない試合」というコメントに対して、V・ファーレン長崎サポーターやJリーグファンからは「本当に痛い言葉」、「身にしみる」、「最後の言葉キツイな…」というコメントが数多く寄せられている。

 Jリーグ全体を盛り上げるために一役買っている髙田明氏。現在は「サッカー夢大使」としてV・ファーレン長崎の後方支援に回っているが、今回のツイートを自分事として捉えている他クラブのサポーターも一定数いるようだ。