
フェイエノールト所属の日本代表FW上田綺世には、レアル・マドリードやフェネルバフチェの他に、プレミアリーグ昇格組イプスウィッチ・タウンからの関心が報じられている。新天地でFW前田大然とチームメイトになる可能性があるが、その一方で今夏移籍を前に抱えている不安材料が明らかになった。
オランダ『FR-FANS』は4日、上田の去就を特集。「具体的な関心を示しているクラブは限られており、現時点ではイプスウィッチ・タウンのみが有力候補として挙がっている」と伝えているが、昨季25ゴールを挙げてオランダ1部得点王、日本代表の一員としてFIFAワールドカップ北中米大会参戦という実績があるにもかかわらず、現時点でステップアップ移籍に至っていない理由を以下のように分析している。
「多くのオランダ1部クラブ所属のストライカーは、良いシーズンを送った直後に海外クラブから大きな関心を集めていた。しかし、上田については、そうした移籍の噂が今のところ広がっていない。この違いは数字だけでなく、上田というストライカーのタイプにもある。スピードやテクニック、個人技によって海外クラブの目を引く選手がいる一方で、日本代表FWの最大の武器はゴールを決めることだ」
「彼のプレースタイルとも関係している。上田は派手なプレーや個人でのドリブル突破によって注目を集めるタイプではなく、チームメートからパスを受けて得点を奪う、いわゆるフィニッシャーである」
同メディアは年齢面の影響も指摘。上田が現在28歳であることを理由に「多くの欧州トップクラブにとっては、より若く将来的な価値が見込めるストライカーほど魅力的な存在ではない。数千万ユーロ規模の投資を行うクラブは、さらなる成長が期待でき、将来的に高額で再売却できる若手FWを優先する傾向がある」と伝えている。
くわえて、同メディアは「一発屋」である可能性も指摘。「フェイエノールトで結果を残したのは今回が初めてだ」「フェイエノールト加入初年度はレギュラーの座をつかむのに苦労し、得点数も伸び悩んだ」とした上で、「各クラブは昨季の活躍が継続的なものなのか、それとも例外的な1シーズンに過ぎないのかを慎重に見極めようとしている」と、関心を寄せるクラブの動きが鈍い背景を報じている。
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