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柏、ペドロ・ハウル放出での移籍金回収率が判明!獲得時に2億円以上支払いも…

柏レイソルのフラッグ 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグの柏レイソルは、ブラジル人FWペドロ・ハウル(25)がカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のゴイアスへレンタル移籍したことを公式発表している。その中、ブラジルメディア『Esmeraldino』は1日、両クラブの取引内容について報じた。

 ペドロ・ハウルは昨年9月21日に柏レイソルからリーガMX(メキシコ1部)のフアレスへレンタル移籍。フアレスではリーグ戦8試合中6試合で先発出場して2ゴール1アシストをマークし、クラブ幹部から高い評価を得ていたが、先月に退団が決まっていた。

 その後、セリエAのECジュベントゥージやカンピオナート・ブラジレイロ・セリエB(ブラジル2部)のヴァスコ・ダ・ガマなどブラジル国内の複数クラブがオファーを提示。ペドロ・ハウル本人はヴァスコ・ダ・ガマ移籍を望んでいたものの、先月末にゴイアスへ1年レンタルにより加入することが正式決定していた。

 その中、『Esmeraldino』の報道によると、ゴイアスはレンタル料金として60万レアル(約1300万円)を支払うことで柏レイソルと合意していたとのこと。また、今回の取引には「ペドロ・ハウルがゴイアスでプレーしている間に他クラブからオファーが届いた場合、ゴイアスが移籍金の10%を受け取る」という条項も盛り込まれているという。

 なお、ブラジルメディア『グローボ』の報道によると、柏レイソルとペドロ・ハウルの契約期間は2024シーズン終了後までであるとのこと。また、柏レイソルは同選手獲得でボタフォゴFRに移籍金1070万レアル(約2億3000万円)を支払っているものとみられる。