明治安田生命J1リーグの柏レイソルは、リーガMX(メキシコ1部)のフアレスへ期限付き移籍していたブラジル人FWペドロ・ハウル(25)を復帰させる可能性があるようだ。10日、メキシコ紙『RECORD』が伝えている。
同選手は昨年2月にブラジル国内の複数クラブから関心を寄せられる中、当時カンピオナート・ブラジレイロ・セリエB(ブラジル2部)に降格したボタフォゴFRから柏レイソルへ完全移籍。昨年4月下旬にチームへ合流すると、6月下旬に行われたJ1リーグ第20節・湘南ベルマーレ戦からリーグ戦6試合連続で先発出場。しかし、8月下旬以降に行われた第25節・サガン鳥栖戦を最後に出番がなくなると、9月21日にフアレスへの期限付き移籍が公式発表されていた。
そんなペドロ・ハウルは、リーガMXで8試合中6試合で先発出場して2ゴール1アシストをマーク。リーガMXは昨年11月に前半戦を終えると、今月8日から後半戦がスタートしているが、その後半戦の初戦でペドロ・ハウルはベンチ外となっていた。
その中、『RECORD』の報道によると、フアレスはシーズン前半戦で活躍していたペドロ・ハウルの慰留に努めていたとのこと。しかし、両者の間で合意に達することはなく、今冬退団が確実になったという。ただ、柏レイソルが2022シーズンの構想にペドロ・ハウルを含めているかについては触れられていない。
なお、柏レイソルは今月15日に新体制発表会を行うことを公式発表している。2022シーズンの選手背番号についても新体制発表会でお披露目となるが、果たしてペドロ・ハウルの名前が含まれることはあるのだろうか。
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