Jリーグ ジュビロ磐田

磐田加入内定・静岡学園MF古川陽介のドリブル弾に海外から熱視線!「絶対的な傑作」

ジュビロ磐田 写真提供: Gettyimages

 第100回全国高校サッカー選手権3回戦・宮崎日本大学高校vs静岡学園高校が2日にフクダ電子アリーナで行われ、静岡学園高校が8得点をあげて勝利した。その中、前半32分の静岡学園MF古川陽介による得点が日本国内のみならず、海外でも話題を呼んでいる。

 今大会の優勝候補の一角として評価の高い静岡学園は、前半9分にMF川谷凪が先制ゴールをマーク。3分後にFW松永颯汰がチームに追加点をもたらすと、その後もゴールラッシュで宮崎日大を圧倒。計8得点を奪い、2年ぶりとなるベスト8進出を決めている。

 この試合では、2022シーズンよりジュビロ磐田へ加入するMF古川陽介は前半32分、左サイドでボールを持つと相手選手の動きやポジショニングを確認。すると、縦にドリブルを仕掛けて一気に加速し、ペナルティエリア内に侵入する。そして、ペナルティエリア内でフェイントで相手ディフェンダーを交わすと、最後は左足のシュートから鮮やかにゴールネットを揺らしたのだ。

 これには、多くのJリーグファンや高校サッカーファンからSNS上で驚きの声が上がっている。その中、サッカー界のビジネスやマーケティングに精通しているオランダ人のデイブ・フィリップス氏が「古川陽介の絶対的な傑作を見るべきだ」と投稿。他にも海外のサッカーファンがゴールシーンの動画をツイートするなど、海外でも注目を集めている。

 清水エスパルスへの加入が内定している川谷凪をはじめ、今年の高校3年生から4名のJリーガーを輩出している静岡学園。その中で「10」番を背負う古川陽介には、今大会の優勝にむけてさらなるパフォーマンスの向上が期待される。