明治安田生命J1リーグのアビスパ福岡に所属するカメルーン代表FWジョン・マリ(28)は、今季限りでの退団を明言した。
同選手は、今年3月に中国スーパーリーグの深圳FCからアビスパ福岡へ期限付き移籍により加入。今季はJ1リーグでの先発出場は5試合にとどまっているものの、スーパーサブとして5ゴールを決める活躍を見せており、クラブのJ1残留に大きく貢献。ただ、敵地での最終節・FC東京戦はメンバー外となっていた。
そんなジョン・マリの去就を巡っては、先月下旬にSNS上で「浦和レッズに移籍する可能性がある」というデマが広まると、「事実として、私はまだアビスパ福岡の選手です。嘘のニュースやSNSに騙されないように」と投稿するなど、自身の去就に言及していた。
また、先月22日にはインスタグラムで40足以上にもおよぶ靴やサンダル、スーツケースを公開。「時間を詰めて、次の動きの準備をしている。目的地は私には分からない」とコメントを残していたことから、アビスパ福岡サポーターから退団を心配する声が上がっていた。
その中、ジョン・マリは4日夜にインスタグラムを更新。ストーリー機能において福岡市街の様子を投稿するとともに「福岡という美しい都市で過ごす最後の夜だね。君たちのことが恋しくなるだろうが、『さようなら』を言う時だ」とアビスパ福岡退団を明かした。
自らのゴールでアビスパ福岡に勝ち点をもたらしていただけに、サポーターからはSNSを通じて感謝のメッセージが寄せられているほか、ジョン・マリとの別れを惜しむ声も上がっている。
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