Jリーグ 横浜F・マリノス

横浜FM前田大然獲得への布石!?セルティックが主力FWを40億円で売却か

ジョタ 写真提供: Gettyimages

 日本代表FW古橋亨梧(26)を擁するセルティックは、明治安田生命J1リーグの横浜F・マリノスに所属する日本代表FW前田大然(24)の獲得を狙っていると伝えられている。その中、前田大然の移籍を後押しするような噂がにわかに駆け巡っているようだ。11月30日、セルティックの専門サイト『CELTS ARE HERE』が伝えている。

 前田大然は昨夏に横浜F・マリノスへ加入すると、今季はここまでJ1リーグで30試合に先発出場し、22ゴールをマーク。今月6日開催の第35節・FC東京戦ではハットトリックを達成しており、J1リーグ得点ランキングでレアンドロ・ダミアン(川崎フロンターレ)とともに首位に立っている。また、U24日本代表の一員として東京五輪男子サッカー競技に臨むと3試合に途中出場したほか、今月の代表ウィークではA代表にも招集されていた。

 そんな前田大然の去就を巡っては、セルティックが今冬獲得に迫っていると先月中旬に複数のイギリスメディアが報じるなど、現地での注目度が高まっている。また、英紙『デイリーレコード』はセルティックが同選手獲得へ移籍金として300万ポンド(約4億5000万円)以上を用意する可能性があると主張していた。

 その中、『CELTS ARE HERE』の伝えるところによると、ポルトガル人FWジョタ(22)に退団の可能性があるという。

 ジョタはプリメイラリーガ(ポルトガル1部)のベンフィカで構想外となると、移籍市場最終日である8月31日にセルティックへ買い取りオプション付きの1年レンタルにより加入。9月の代表ウィーク明けから公式戦全16試合で先発出場し、すでに8ゴール6アシストをマーク。左ウイングのレギュラーに定着する中、今月7日開催のスコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)第13節・ダンディー・ユナイテッド戦では2ゴール1アシストの活躍で勝利に大きく貢献。古橋亨梧とともに前線の主力としてチームをけん引している。

 そんなジョタの取引については、買い取りオプションの設定額が600万ポンド(約9億1000万円)以上であると、イギリスメディア『スカイスポーツ』が9月に報じていた。その中、『CELTS ARE HERE』はセルティックが750万ユーロ(約9億6000万円)による買い取りオプションを行使した上で、同選手を他クラブに移籍金3000万ユーロ(約38億6000万円)で売却するプランを描いていると報道。2250万ユーロ(約28億9000万円)もの資金を手に入れた上で新戦力の獲得に向かうようだ。古橋亨梧と同じくセルティックサポーターから絶大な支持を得ているだけに、ジョタの去就にはより一層の注目が集まるはずだ。