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年俸は韓国史上最高額か!G大阪キム・ヨングォンへのオファー内容を現地メディア報道

キム・ヨングォン 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J1リーグのガンバ大阪退団が噂されている韓国代表DFキム・ヨングォン(31)は、Kリーグ1(韓国1部)の蔚山現代からKリーグ史上最高額のオファーを提示されているようだ。16日、韓国メディア『フットボリスト』が伝えている。

 キム・ヨングォンの去就を巡っては、今季終了後に契約満了を迎える中、ガンバ大阪が契約延長の打診を行ったとのこと。しかし、『聯合ニュース』は蔚山現代を率いるホン・ミョンボ監督が同選手に対してコンタクトをとっているほか、選手サイドと蔚山現代首脳陣の交渉は最終段階に入っていると報じている。

 また、キム・ヨングォンは2012年、ホン・ミョンボ監督とともにU23韓国代表の一員としてロンドン五輪の舞台に臨んでいたほか、2014年のFIFAワールドカップ・ブラジル大会でも同監督のもとでプレー。両者が良好な関係にあると伝えられている。

 その中、『フットボリスト』の報道によると、蔚山現代が同選手に提示した年俸額はガンバ大阪よりも低い模様。それでもフリーでの獲得が可能ということもあり、15億ウォン(約1億4500万円)近くとKリーグ史上最高額を更新する可能性があるほか、複数年契約を用意しているという。さらに、新型コロナウイルス感染拡大の影響でキム・ヨングォン本人が家族とともに生活することが難しい状況にあったこともKリーグ行きを後押ししているようだ。

 なお、キム・ヨングォンはFC東京、大宮アルディージャに在籍した後、2012年7月に中国スーパーリーグの広州恒大(広州FC)へ加入。広州恒大では、5度にわたるリーグ制覇や2度のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)優勝を成し遂げた。そして、2019年1月にガンバ大阪へ加入すると、昨季まで守備陣の主力として活躍。今季は7月中旬開催のJ1リーグ第21節・アビスパ福岡戦以降は再びリーグ戦でレギュラーを張っていたが、先月下旬から負傷により戦列を離れている。