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鈴木武蔵も批判の対象に…今季未勝利の最下位でサポーター暴徒化

鈴木武蔵 写真提供: Gettyimages

 日本代表FW鈴木武蔵(27)を擁するベールスホットVAは、18日開催のジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)第8節・オーステンデ戦で1-3と敗れた。このアウェイゲームでは、試合中にベールスホットVAサポーターが低調なパフォーマンスを露呈する選手たちに対するいら立ちを募らせて、暴挙に出たことが物議を醸している。ベルギーメディア『GVA』が報じている。

 ベールスホットVAは今季開幕から黒星が先行すると、インターナショナルマッチウィーク明けの今月13日にホームで行われたシント=トロイデンVV(STVV)との直接対決でも0-1と敗戦。開幕から勝利がない状況にサポーターは試合後、選手たちをゴール裏に呼び、オーステンデ戦にむけて改善を促していた。

 しかし、ベールスホットVAは敵地に臨んだオーステンデ戦で、前半5分にPKから先制ゴールを許すと、それからわずか2分後にも失点。これに激怒したサポーターはピッチに向かって次々と物を投げ込むなど暴挙に出ると、オーステンデのスタジアムDJが試合途中での打ち切りを警告。これを受けて、サポーターは物の投げ込みやチャントを歌う行為をやめたため試合は最後まで行われ、1-3で敗れた。

 なお、鈴木武蔵はこの一戦で5試合ぶりとなる先発出場を果たしたものの、ゴールをあげられなかった。また、ベールスホットVAはオーステンデ戦での黒星によりリーグ戦1分7敗としており、依然として最下位に沈んでいる。