日本代表・海外組 海外日本人選手

「ここでCLに出場したい」主将の遠藤航が目標語る。磐田から加入の伊藤洋輝には…

遠藤航 写真提供: Gettyimages

 U24日本代表の一員として東京五輪男子サッカー競技に出場したM遠藤航は、VfBシュツットガルトのキャプテンとして今シーズンに臨んでいる。その中、遠藤航は23日、ドイツ紙『キッカー』のインタビューで今季にかける意気込みを語った。

 現在28歳の遠藤航は、昨季ブンデスリーガで33試合に先発出場。中盤センターで安定したプレーには定評があり、ペルグリノ・マタラッツォ監督やチームメイトから信頼を寄せられると、今季からキャプテンを務めることが決定。東京五輪の全日程を終えた後にチームへ合流すると、ブンデスリーガ2021/22シーズンの開幕節・グロイター・フュルト戦でフル出場してゴールをマーク。そして20日開催の第2節・RBライプツィヒ戦でもフル出場を果たしていた。

 その中、同選手は『キッカー』のインタビューに対応。シュツットガルトのキャプテンとして「僕としては、ブンデスリーガ王者だった頃の位置にチームを導きたいという思いが強いですね。シュツットガルトでUEFAチャンピオンズリーグ(CL)に出場したいです」とCL出場権獲得を目標に掲げている。

 また、明治安田生命J2リーグのジュビロ磐田から買い取りオプション付きの1年レンタルにより加入したMF伊藤洋輝がプレシーズンからの猛アピールにより、開幕戦からトップチームに帯同している。遠藤航は22歳の伊藤洋輝について「彼の持っているポテンシャルは間違いなく凄まじいですね。彼の身長をみれば、僕よりも優れたセンターバックになるはずですよ」と称えている。

 なお、遠藤航は自身の今後について、プレミアリーグ挑戦が夢である一方、現時点ではプレミアリーグのクラブからオファーが届いていないことを明かしている。同選手はシュツットガルトの中心選手としてチームを上位へ導くことに集中しているはずだ。