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アーセナルMFがボーナス受け取り辞退!ローマ移籍決定を熱望

グラニト・ジャカ 写真提供: Gettyimages

 アーセナルのスイス代表MFグラニト・ジャカはローマ移籍へ近づく中、とある決断を下していたことが明らかになっているようだ。17日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。

 現在28歳のジャカは、2016年夏にボルシア・メンヒェングラートバッハからアーセナルへ完全移籍により加入。プレミアリーグ挑戦1年目から公式戦39試合に先発出場するなど本来のパフォーマンスを発揮すると、2018年にはスイス代表の一員としてFIFAワールドカップ・ロシア大会のピッチに立っていた。また、2020/21シーズンも公式戦42試合で先発メンバーに名を連ねると、今夏にはスイス代表の一員としてEURO2020に臨んでいた。

 ジャカはアーセナルとの契約を2023年6月まで残している。しかし、選手サイドはローマと年俸250万ユーロ(約3億3000万円)による4年契約を結ぶことですでに合意。また、ローマはアーセナルとの交渉を続けると、移籍金1500万ユーロ(約19億円)+ボーナス250万ユーロという条件で合意に達する見込みとなっている。

 その中、ジャカはアーセナル首脳陣に対して2020/21シーズンのボーナスを受け取らない意思を伝えていた模様。同選手は先月下旬にもクラブに対してローマ移籍の成立を働きかけており、セリエA挑戦への本気度がうかがえる。

 ジョゼ・モウリーニョ新監督が中盤の新戦力としてジャカをトップターゲットに掲げる中、本人はローマ行きを待ち望んでいるはずだ。