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インテル、ポルトガル代表MFのスポルティングCP移籍でクラブ間合意!

ジョアン・マリオ 写真提供:Gettyimages

 インテルはポルトガル代表MFジョアン・マリオをプリメイラリーガ(ポルトガル1部)のスポルティングCPへ完全移籍により放出することでクラブ間合意に至ったようだ。10日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。

 ジョアン・マリオは2016年夏にスポルティングCPからインテルへ完全移籍により加入。しかし、インテルでレギュラー定着には至らず、ウェストハム・ユナイテッドやロコモティフ・モスクワへレンタル移籍。そして昨夏には古巣のスポルティングCPへ1年レンタルにより復帰。今季はリーグ戦で24試合に先発出場するなど本来のパフォーマンスを取り戻し、リーグ優勝に貢献している。

 インテルはジョアン・マリオとの契約期間を来年6月まで残している。しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響により財政面で問題を抱えており、今夏のマーケットで同選手やモロッコ代表DFアクラフ・ハキミなど複数選手を放出する方針を固めている。

 ジョアン・マリオの取引では、買い取りオプションが付帯されていない。しかし、スポルティングCPは来季も同選手を構想に含めており、インテルも放出を望んでいたことから、スポルティングCPが移籍金800万ユーロ(約10億7000万円)を支払うことで合意に達したようだ。

 なお、ジョアン・マリオはスポルティングCPと新たに年俸250万ユーロ(約3億3000万円)による3年契約を結ぶものとみられる。