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ユベントス退団のブッフォン、バルサのオファーを拒否!本人の望みは…

ジャンルイジ・ブッフォン 写真提供:Gettyimages

 イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンは契約満了により今季限りでユベントスを退団しているが、バルセロナからのオファーを拒否したようだ。9日、スペイン紙『スポルト』が報じている。

 ブッフォンは2001年夏にパルマからユベントスへ完全移籍により加入。絶対的守護神としてのみならず、チームの精神的支柱としてスクデットやコッパ・イタリアをはじめ数多くのタイトル獲得に貢献していた。同選手は2018年夏に一度ユベントスから去り、パリ・サンジェルマンへ加入する。しかし、わずか1年でユベントスへの復帰を果たすと、今季は公式戦13試合で先発出場。先月19日のコッパ・イタリア決勝・アタランタ戦でもゴールマウスを守り、タイトル獲得を成し遂げていた。

 ブッフォンはユベントスとの契約期間が今月末までとなっているが、先月中旬のメディアインタビューで今季限りの退団を明言。今後については現役引退も選択肢に入れる中、現時点で白紙であることを明かしていた。また、移籍先候補にはこれまでローマやアタランタ、プリメイラリーガ(ポルトガル1部)のベンフィカがあがっているほか、セリエBへ降格した古巣のパルマが関心を寄せていると伝えられていた。

 その中、バルセロナはドイツ代表GKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンのバックアッパーとしてブッフォンをリストアップすると、選手サイドにオファーを提示。しかし、同選手はより多くの出場機会を確保できる環境に身を置くことを望んでいることから、これを拒否したようだ。

 現在も自身の今後について熟考を重ねているブッフォンだが、今後どのような決断を下すのか引き続き注目が集まる。