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ナポリ、ガットゥーゾ監督退任を発表。最終節ドローで来季CL出場権逃す

ジェンナーロ・ガットゥーゾ 写真提供: Gettyimages

 ナポリは23日、ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督が今季限りで退任することを公式発表している。

 ガットゥーゾは2019年12月にカルロ・アンチェロッティの後任としてナポリの指揮官に就任すると、昨季はクラブにコッパ・イタリアのタイトルをもたらしていた。しかし、今年1月24日に行われたセリエA第19節・エラス・ベローナ戦で1-3と敗れたことをきっかけに進退問題が浮上。クラブ首脳陣が後任人事の選定を行っていることに対して不快感を示すと、アウレリオ・デ・ラウレンティス会長との関係が悪化。また、ガットゥーゾとナポリの契約期間は今年6月までとなっているが、クラブ側の対応に不満を抱いている本人は契約更新を行わず今季終了後にクラブを離れる意向をすでに固めていた。

 その中、ナポリはミランやユベントス、アタランタと来季UEFAチャンピオンズリーグ出場権を巡ってし烈な争いを繰り広げていたが、23日に行われたセリエA最終節・エラス・ベローナ戦をスコアレスドローで終了。ミランがアタランタとの直接対決を制し、かつユベントスがボローニャを下したため、UEFAチャンピオンズリーグ出場圏外の5位で今シーズンを終えるとともに、ガットゥーゾ監督の退任を発表している。

 なお、ガットゥーゾ監督の後任候補には、かつてユベントスやミランでタイトルを獲得した経験を持つマッシミリアーノ・アッレグリ氏や、インテルやローマを率いていたルチアーノ・スパレッティ氏の名前が挙がっている。