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レアルBのラウール監督にドイツからオファー。ジダンの後任候補も…

ラウール・ゴンサレス 写真提供:GettyImages

 日本代表MF久保建英を指導した過去を持ち、現在レアル・マドリード・カスティージャ(Bチーム)を率いているラウール・ゴンサレス氏はジネディーヌ・ジダン監督の後任候補にあがっているが、ブンデスリーガのクラブからの監督就任のオファーが届いているようだ。16日、スペイン紙『マルカ』が報じている。

 レアル・マドリードは今季、ラ・リーガでは首位アトレティコ・マドリードから2ポイント差で最終節のみとなっており、逆転優勝の可能性を残している。しかし、今冬にコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)やスーペルコパ・デ・エスパーニャ(スペインスーパーカップ)で敗退したことにくわえて、UEFAチャンピオンズリーグでも決勝進出を逃している。

 ジダン監督はレアル・マドリードとの契約を来年6月まで残しているものの、すでに選手やクラブスタッフに対して今季終了後にクラブを離れることを伝えたと報道。

 また、同監督の後任候補には元ユベントス指揮官のマッシミリアーノ・アッレグリ氏や現ドイツ代表監督のヨアヒム・レーブ氏の名前が挙がっているほか、ラウール氏が内部昇格する可能性も伝えられている。

 その中、日本代表MF鎌田大地やMF長谷部誠が所属するアイントラハト・フランクフルトが監督就任の打診を行った模様。フランクフルトは今季、アディ・ヒュッター監督のもと序盤からリーグ戦で順調に勝ち点を積み重ねると、1試合を残して来季欧州カップ戦の出場が確実に。一方でヒュッター監督は来季からボルシア・メンヒェングラートバッハを率いることがすでに決まっている。

 レアル・マドリードの下部組織で指導者としての実績を積み重ねているラウール氏は、果たしてどのような決断を下すのだろか。