チェルシー、CL準決勝レアル戦を前に不安…今節フラム戦で2選手の欠場確定

　チェルシーは1日に開催予定のプレミアリーグ第34節・フラム戦でクロアチア代表MFマテオ・コバチッチとドイツ代表DFアントニオ・リュディガーを欠くことが決まった。1日、スペイン紙『マルカ』やイギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。

　チェルシーは今週なかばに敵地で行われたレアル・マドリード戦1stレグでは、主力選手ほぼ全員がメンバー入りを果たす中、1-1のドローで終えており貴重なアウェイゴールを手に入れている。また、チェルシーはプレミアリーグで4位と来季UEFAチャンピオンズリーグ出場圏内につけている。

　しかし、チームを率いるトーマス・トゥヘル監督はフラム戦の前日記者会見でコバチッチとリュディガーの欠場を明言。コバチッチは先月13日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ準々決勝のポルト戦2ndレグ前にハムストリングに問題を抱えたことにより、レアル・マドリード戦1stレグをはじめ数試合を欠場。すでに全体トレーニングには合流しているものの、負傷箇所に違和感を抱えているようだ。また、リュディガーはレアル・マドリード戦1stレグで先発出場した際に試合終了間際に強度の打撲を負ったことによりフラム戦ではメンバー外となった。

　なお、チェルシーは4日にUEFAチャンピオンズリーグ準決勝のレアル・マドリード戦2ndレグを控えている。ホームで迎える大一番を前に主力2選手のコンディションを心配する声が周囲から上がっている。