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ミランが獲得狙うイタリア代表FWにフランス方面から関心!争奪戦は必至か

アンドレア・ベロッティ 写真提供:Gettyimages

 ミランやローマなど複数クラブがトリノのイタリア代表FWアンドレア・ベロッティに関心を寄せている中、新たにオリンピック・リヨンも同選手の獲得レースに参戦するようだ。13日、イタリア紙『トゥットスポルト』が伝えている。

 ベロッティは2015年夏にパレルモからトリノに加入すると、強靭なフィジカルやゴール前での決定力を武器に前線でレギュラーに定着。直近2、3シーズンでは一時期不調に悩まされることもあったが、今季はここまで公式戦28試合に出場し12ール6アシストをマークするなど本来のパフォーマンスを発揮。また、リーグ戦では自身がピッチに立った全試合でゲームキャプテンを任せられている。

 一方、ベロッティとトリノの契約期間は2022年6月までとなっているが、現時点で新契約締結の合意には至っていない。また、『トゥットスポルト』は選手サイドが契約延長を拒否した場合、トリノは今季終了後に3500万ユーロ(約45億円)で放出に踏み切ると伝えていた。

 同選手には過去に移籍金6000万ユーロ(約76億円)による獲得オファーを提示したミランが引き続き動向を注視しているほか、ローマやナポリなど複数クラブが興味を示しているが、新たにリヨンも獲得に乗り出す構えを見せている模様。リヨンは今季ここまでリーグ戦で勝ち点64を獲得。来季UEFAチャンピオンズリーグ出場圏内の4位につけている。

 ミランが来季終了後にフリーでベロッティを獲得することを視野に入れているという報道も飛び交う中、同選手の去就に注目が集まる。