セリエA ユベントス

ユベントス、ディバラが今夏退団濃厚に。代理人が年俸13億円のオファー拒否以降…

パウロ・ディバラ 写真提供: Gettyimages

 ユベントスのアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラは今季終了後に退団する可能性がさらに高まっているようだ。24日、イタリアメディア『フットボールイタリア』が報じている。

 ディバラは昨年7月に行われた昨季のセリエA第36節・サンプドリア戦で左太ももの筋肉に問題を抱えたことにより、今季は開幕戦から出遅れるとここまで公式戦10試合に先発出場にとどまっている。また、今年1月10日に行われた第17節・サッスオーロ戦で先発出場した際に再び負傷すると、左ひざの内側側副じん帯に損傷が確認されると、UEFAチャンピオンズリーグ・ベスト16のポルト戦をはじめ多くの試合でベンチ外となるなど厳しい時期を迎えている。

 ディバラとユベントスの現行契約は2022年6月に満了を迎えるが、今季開幕直後にユベントス首脳陣は年俸1000万ユーロ(約12億6000万円)+ボーナスという条件で新契約のオファーを提示。しかし、同選手の代理人はこれを拒否しているほか、ここにきてクラブ首脳陣とのコンタクトをとっていないものとみられる。

 そのため周囲ではユベントスが来夏にフリーで退団する可能性を避けるためにも今季終了後に他クラブからのオファーを受け入れるという見方が広まっている。コンディションが整わず苦境に立たされているディバラの去就に引き続き注目が集まる。