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J1リーグ6試合が開催中止のガンバ大阪、今週からトップチームの活動再開!

ガンバ大阪

 明治安田生命J1リーグのガンバ大阪は複数の選手やスタッフが新型コロナウイルス陽性と判定されたことによりJ1リーグ数試合の開催中止を余儀なくされたが、今月23日からトップチームの活動を再開することが決まった。22日、クラブ公式サイトがこれを伝えている。

 ガンバ大阪は今月3日に敵地でJ1リーグ第11節・名古屋グランパス戦に臨む予定となっていたが、複数の選手やスタッフがPCR検査の結果、新型コロナウイルス陽性と判定されたことを受けて開催中止が決定。その後、ホーム開幕戦の第2節・鹿島アントラーズ戦も中止となると、8日に行われたPCR検査で新たに陽性者が確認されたことから第6節・横浜F・マリノス戦までの全試合が開催中止となっていた。

 この事態を受けてガンバ大阪のトップチームは2週間にわたり活動を休止していたが、23日に活動を再開させることを発表している。また、トップチームの活動再開にあたりガンバ大阪の小野忠史代表取締役社長は「いつもガンバ大阪へご声援頂き有難うございます。過日ご案内をさせていただきました通り、ガンバ大阪は新型コロナウイルス感染症で8名(選手6名・チームスタッフ2名)が陽性判定となり、感染拡大防止の観点から、3/9(火)より2週間、チームの活動を休止いたしました。その間、6試合のリーグ戦が中止となりました。ガンバ大阪および相手クラブに関わる全ての皆様に大変ご心配とご迷惑をおかけいたしましたこと、改めて深くお詫びいたします」

 「また、チーム活動休止の発表を受けてガンバ大阪を応援頂いているファン・サポーターの方のみならず、他クラブに関係する方々、サッカーを愛する多くの皆様から励ましのメッセージやエールを頂きました。本当に感謝の気持ちで一杯です。お陰様をもちまして、陽性判定者の体調も回復し、明日からチーム活動を再開することとなりました。すでにリーグ戦が進む中、チームは2週間の活動休止により、大きくスタートから出遅れるというかつてない厳しい状況で今シーズンを戦うこととなります。創立30周年を迎えるガンバ大阪において、過去を振り返っても一番困難なシーズンであるといっても過言ではありません。しかし、我々はタイトル獲得という当初の目標を変えることはありません。今までガンバ大阪は、パートナーの皆様、ホームタウンの皆様、そしてサポーター・ファンの皆様、ガンバに関わる全ての皆様と共にいくつもの困難を乗り越えてまいりました」

 「今シーズンのスローガン「TOGETHER as ONE」のもと、皆様と心を一つに力を合わせれば、今回の困難もきっと乗り越えていける。そしてこれを乗り越えることで、クラブ・チームはさらに逞しくなり、強いガンバをお見せできると信じています。活動の再開にあたり、より一層の感染症対策を講じ、安心・安全な試合開催に向けて取り組んでまいりますので、引き続きのご声援、宜しくお願い申し上げます」とクラブ公式サイトを通じてファンやスポンサー等に対してメッセージを送った。