Jリーグ アルビレックス新潟

アルビレックス新潟退団のシルビーニョ、ブラジル復帰が決定。Jリーグでのプレーを熱望も…

アルビレックス新潟のサポーター 写真提供:Gettyimages

 明治安田生命J2リーグのアルビレックス新潟を昨季終了後に退団したブラジル人MFシルビーニョの新天地が決まった。15日、ブラジルメディア『グローボ』が伝えている。

 シルビーニョはコリンチャンスの下部組織に在籍し、アトレチコ・モンテ・アズルでプロデビュー。その後は数シーズンにわたりブラジル国内クラブへのレンタル移籍が続き、2019年にCAペナポレンセからのレンタル移籍によりアルビレックス新潟に加入する。移籍1年目はJ2リーグ27試合に出場し4ゴールをあげると、昨季はキャプテンを任される中で23試合に出場していたが、昨年12月に契約満了により退団することが公式発表されていた。

 シルビーニョ本人は先日受けたブラジルメディアのインタビューにおいて、アルビレックス新潟退団の理由に年俸が高額であり、かつ新型コロナウイルス感染拡大の影響によりクラブの財政面で変化があったことをあげていた。また、日本でプレーを続ける意思が強いことを明かしていたが、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエB(ブラジル2部)のセントロ・スポルチーヴォ・アラゴアーノ(CAS)が15日、同選手の獲得を公式発表している。

 なお、シルビーニョとCASの契約内容については明らかになっていない。アルビレックス新潟で2シーズンにわたりプレーしてきた同選手だが、再び日本に新天地を求めてやってくることはあるのだろうか。