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ナポリ戦大金星の立役者パンデフ、現役引退の時期は「EURO2020終了後と考えていたが…」

ゴラン・パンデフ 写真提供: Gettyimages

 ジェノアの北マケドニア代表FWゴラン・パンデフは現役引退の時期についてまだ決断を下していないようだ。6日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。

 パンデフはインテルやラツィオ、ナポリなどに在籍した経験を持っており、セリエAを代表するストライカーとして多くのファンに親しまれている。また、インテル在籍時には2009/10シーズンにセリエA、コッパ・イタリア、UEFAチャンピオンズリーグのタイトルを手に入れている。

 現在37歳の同選手は2015年夏にスュペル・リグ(トルコ1部)の強豪ガラタサライからジェノアへフリーで加入。先発メンバーから外れることが多い中でも結果を残しつづけており、今季はここまで公式戦17試合に出場し3ゴール2アシストをマーク。今月6日に行われた第21節・ナポリ戦では2ゴールを叩き出し、チームに勝ち点3をもたらした。

 パンデフ本人はナポリ戦後のインタビューにおいて「怪我をしてからはコンディションを回復させるのにかなり苦しんだけど、(フットボーラーとして)まだ楽しめているし、気分良いよ。EURO2020が終わった後に引退すると考えていたけど、まだ何も分からないよ」と語っており、現役引退のタイミングが不透明であることを明かした。

 なお、北マケドニア代表は昨年11月に行われたEURO2020予選・プレーオフ決勝でジョージア代表を下し、EURO本戦初出場という快挙を成し遂げている。この一戦で決勝ゴールを決めたパンデフは、今シーズン終了後に北マケドニア代表のキャプテンとして大舞台に臨む。