ブンデスリーガ バイエルン・ミュンヘン

ボアテング、プレミア移籍を否定か…「バイエルンでのプレーにフォーカスしている」

ジェローム・ボアテング 写真提供: Gettyimages

 バイエルン・ミュンヘンの元ドイツ代表DFジェローム・ボアテングはバイエルンでの現状に満足しているようだ。24日、ドイツ紙『Welt am Sonntag』が同選手のインタビューを伝えている。

 ボアテングはバイエルンのニコ・コバチ前監督の下で出場機会を減らし、移籍を示唆していた。また、バイエルンとの契約が2021年までということもあり、アーセナルやチェルシーといったプレミアリーグの複数クラブがボアテング獲得に興味を示してきた。

 しかし、同選手はハンス=ディーター・フリック新監督の下でのプレーに満足しているようだ。昨年11月にフリック監督が就任して以来、ボアテングはポジションを奪還。以降は先発メンバーに定着している。

ジェローム・ボアテング



「フリック監督就任前は移籍のことを考えていたね。今は幸せだしクラブに残ることを想像できるよ。今はバイエルンと今シーズンにフォーカスしてるんだ。

 私には監督とコーチ陣の信頼が必要だ。それを取り戻したね。フリック監督の就任前にもしっかりとトレーニングをしていたけど、プレーさせてもらえなかったんだ。選手にとっては厳しいことだよ。

 フリック監督はスタートから私をプランに入れてくれたんだ。クオリティを認めてくれたしね。今はサッカーを楽しんでるよ。」

 ボアテングは2011年にバイエルンに加入以降、これまで公式戦310試合に出場している。最近では兄弟であるケビン=プリンス・ボアテングと共に古巣であるヘルタ・ベルリンへの復帰も示唆したボアテング。今後も去就には注目が集まることになりそうだ。