プレミアリーグ

意外と知られていないプレミアクラブの秘密。衝撃的事実も… 【第3弾】

写真提供: Gettyimages

ワトフォード

・ワトフォードが、ここまでボックス外からのシュートによって生みだしたゴールはたったの「1ゴール」。117回ものシュートを放ちながらも、得点に結びついていない。

・ワトフォードが9月15日のアーセナル戦で記録した「31本」のシュート数は、今シーズンの1試合における最多シュート数である。

・ワトフォードはタックル成功率が「55.3%」とリーグワースト。しかしながら、1試合平均のファール数は「12.1回」を記録している。これはサウサンプトンの「12.2回」に次いで2番目に多い数字である。

・被シュートに結びつく致命的なミスを、ワトフォードはたった「3回」しか犯していない。その内、1回のみ失点に繋がってしまった。ただ、どのチームも致命的なエラーが少なくとも10回は発生しているので、ワトフォードがいかにリスクを負わない姿勢であるかが垣間見える。


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ウェストハム・ユナイテッド

・デビッド・モイーズがウェストハムの監督にに再就任して以降、徐々にハードワークを行うチームへと変貌を遂げている。1試合あたりの平均走行距離はマヌエル・ペジェグリーニ時代の104.9kmから107.9kmと3kmも増加した。

・今冬ハマーズに期限付き移籍で加入したトマーシュ・ソーチェクは、ウェストハムが残留争いを制する切り札になるかもしれない。彼は2月のマンチェスター・シティ戦にいて、チームで最も長い「13.1km」を走った。しかし次節のリバプール戦で負傷交代を余儀なくされ再び暗雲が立ち込めた。

・ルーカス・ファビアンスキが犯したゴールに繋がる致命的なミスは、昨シーズン開幕以降の54試合でたったの「3回」。ただ、彼の負傷欠場以降出場した代役たちは彼のように上手くいかなかった。ロベルト・ヒメネスとデイビッド・マーティンが出場した「15試合で既に同様のミスを3回」記録している。

・マヌエル・ランシーニは今シーズン未だにトップコンディションを模索中であり、ホームスタジアムでさえファンからブーイングを受けている。その理由は彼がチーム内で最も多くのシュートを試みているにも関わらず、未だにノーゴールであるからだ。


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ウルブス

・ウォルバーハンプトン・ワンダラーズの評判が昨シーズンよりも高まっている要因として、ビハインドの状況から勝ち点を「21ポイント」も稼いでいるという実績がある。もちろん他のどのチームよりも多い記録だ。

・今シーズンウルブスは2点ビハインドから逆転勝利を2度も収めている(マンチェスター・シティ戦とサウサンプトン戦)。2点差が開いた試合が過去プレミアリーグにおいて3083回あったが、そこから逆転したケースはたった「2.7%」に過ぎない。

・ラウール・ヒメネスはもちろんこれらの2点差からの逆転勝利に貢献するゴールを決めたわけだが、彼の決めた今シーズン決めた13ゴールには勝ち点「16ポイント」分押し上げる効力が含まれている。また彼はプレミアリーグで他の誰よりも多い99本ものシュートを放っている。

・またコナー・コーディのウルブスへの貢献度は大きく、彼は今シーズンリーグ最多となる「203回」ものロングパスを成功させている。更に、今シーズン141回とリーグで最も多くのディフェンシブサードでのボール支配を記録している。

・アダマ・トラオレが仕掛けた「144回」ものドリブル数は圧倒的な数字だ。ウルブスのドリブル回数が他クラブを凌駕している1つの要因となっている。また彼の144回のドリブル数より多くのドリブルを仕掛けたとされる実例は、過去10年間でエデン・アザール以外に存在しない。

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名前:秕タクオ

国籍:日本
趣味:サッカー、UNO、100均巡り

サッカー観戦が日課のしがないサラリーマンです。かれこれ人生の半分以上はサッカー観戦に明け暮れ、週末にはキルケニー片手にプレミアリーグやJリーグにかじりついています。

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