プレミアリーグ 移籍

トッテナム、ケインの売却価格を約270億円に設定か?

ハリー・ケイン 写真提供: Gettyimages

 トッテナム・ホットスパーがイングラン代表FWハリー・ケインに高額な売却価格を設定したようだ。12日、英紙『デイリー・メール』が伝えている。

 今夏の移籍市場で移籍する可能性が浮上しているケイン。同選手の獲得にはマンチェスター・ユナイテッドやレアル・マドリードからの関心が報じられており、その去就に注目が集まっている。そんな中、トッテナムはケインの売却価格を2億ポンド(約270億円)に設定しているようだ。

 新型コロナウイルスの影響で再開の目処が立っていないサッカー界。試合日の収入やテレビ放映権収入が得られない状況にあり、選手やスタッフの給料削減を決断するクラブも増えてきた。

 しかし、トッテナムは昨年オープンしたばかりの新スタジアム借金6億3700万ポンド(約860億円)がまだ残っている他、昨年夏の移籍市場で獲得した選手の移籍金の中でも8300万ポンド(約112億円)の支払いがまだ残っているとのこと。

 そのため、ケインを売るにはバルセロナからパリ・サンジェルマンに移籍したブラジル代表FWネイマールの移籍金1億9800万ポンド(約267億円)を超えるという歴代最高額の移籍金で移籍させたいと考えているようだ。

 果たして、ユナイテッドとマドリードはケイン獲得のための資金を集めることが出来るだろうか。