
10位:ガンバ大阪
2019結果:7位/2020注目選手:アデミウソン
長谷川健太監督が離れてから、ガンバ大阪は何というか、とても平凡である。2017年を10位で終えると、長谷川監督はFC東京へ移動した。その後は、レヴィー・クルピ監督の短い就任を経て、現在の宮本恒靖監督が率いている。もちろん宮本監督は、このチームを2018年9位、2019年7位という結果にまで引き上げた。しかし、その前にG大阪サポーターは、文字通りの地獄を見ている。
2018年は結果的に9位となったが、長い間G大阪は降格圏での時間を過ごした。最初の17戦はクルピ監督の指揮によるものだったが、引き継いだ宮本監督が鮮烈なスタートを切ったとは言えなかった。2019年には落ち着くも、実際上位チームを脅かすことはなく、ランキングの中位を漂っていた感じだ。
さて、冒頭に平凡と言ったことは忘れていただきたい。長谷川監督期後のG大阪が激昂している。それが、このチームを安全圏の10位に予測設定する理由でもある。降格圏にも突入するあの感情的なローラーコースターを見た後には、それがまた繰り返されるともわからない。あるいは中位を漂い続ける活気のないシーズンが繰り返されるともわからない。この予測の大外れにより、シーズン終了後には酷い恨みを買うことになるともわからない。

それはさて置き、2020年のG大阪には才能のある選手が揃っている。ヨーロッパでのプレー経験がある宇佐美貴史や井手口陽介も残っている(井手口は怪我でヨーロッパでの冒険が短縮となったが)。小野瀬康介、倉田秋、三浦弦太、昨シーズンのトップスコアラーのアデミウソンも残っている。40歳にして活躍を続けるクラブのレジェンド、遠藤保仁もいる。昨シーズン、サンフレッチェ広島からレンタルで来たパトリックは、完全移籍でG大阪に復帰となった。さらにもう1人ヨーロッパ経験のある昌子源が、フランス、リーグ・アンのトゥールーズから完全移籍で加入した。
宮本監督がこのような才能を適切に活かすことを願いたい。確実に、ランキング上位で戦うべきチームだと思われる。問題は一貫性であり、2018年のような残留争いでサポーターを怖がらせることを避けてほしいばかりだ。とにかく予測できないチームであり、激昂するチームでもあり、10位予測は妥当かと思われる。しかし1つだけ確かに予測するのは、今シーズンも同じ街のピンク色のライバル(セレッソ大阪)を上回ることは厳しいだろうということだ。

9位:柏レイソル
2019結果:J2、1位/2020注目選手:マイケル・オルンガ
柏レイソルは、2010年にJ2で優勝し昇格すると、翌年なんと見事なJ1優勝を果たした。その2011年の功績は、ただただ驚異的なものだった。以降、柏はJ1上位の常連チームとして地位を築いてきていたが、2018年に突然の降格。2019年再びJ2優勝し、今また1部の戦いに向かう。そのチームをリードするのが、2011年に奇跡を起こし、2019年に再び呼び戻されたネルシーニョ・バプティスタ監督だ。では、またしてもJ1優勝の可能性があるだろうか?
それは難しいだろう。
柏に不足があるからではなく、単に時代が変わったからだ。当時、J1のクラブ間にはそれほど力の差はなく、ハングリー精神と決意でトップを狙うことができた。しかし最近は違う。エリートクラブとそうでないクラブの差が明確になってきており、シーズンが始まってから数ヶ月もすると優勝争いに絡むチームが見えてくる。

それでも柏がランキング中位以上の結果になると予測する。純粋に彼らは確実なチームを保持しているためだ。悲惨な選任、一貫性の欠如、屈辱的な結果で降格となった2018シーズンだったが、まずはそんな中、ネルシーニョ監督を呼び戻したことはクラブの最大の功績だった。また、2020シーズンに先駆けて、大きなチーム編成をしなかったことが大きい。
2019年に柏を離れた重要な選手は、ベルギーのスポルティング・ロケレンに移籍した小池龍太のみだ。それ以外のほとんどの重要選手を残すことに成功した。中村航輔、江坂任、瀬川祐輔、マイケル・オルンガ、クリスティアーノ、マテウス・サヴィオらが、誇りを持ってJ1で黄色と黒のユニフォームを纏うことになる。南米王者フラメンゴからレンタル中だったマテウス・サヴィオは完全移籍を果たしている。
ネルシーニョ監督は過去に素晴らしい結果を出しており、昨シーズンJ2優勝を果たしたメンバーと共に、再び柏をJ1の競合チームに進化させるに違いない。
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