近年、資金力を武器に有名選手を獲得し、チェンピオンズリーグ(CL)優勝を目標にしているパリ・サンジェルマン。新加入選手が多い一方で、中には同クラブ退団を希望した選手も多い。そこで今回は、これまでの移籍市場で退団を希望したものの、PSGを離れることが出来なかった選手たちを紹介する。
ネイマール
昨年夏の移籍市場の移籍市場で古巣バルセロナへの復帰を希望したネイマール。しかし、ナセル・アル・ケライフィ会長はスペイン行きを許可せず、クラブ間で交渉は行われたものの、移籍は実現しなかった。
アンヘル・ディ・マリア
2018年夏の移籍市場でバルセロナへの移籍が噂されたディ・マリア。本人はフランス代表FWキリアン・ムバッペやブラジル代表FWネイマールなどの新加入選手の影響もあり、移籍を希望したが交渉はまとまらなかった。
バルセロナは当時2500万ユーロ(約30億円)をPSG側に提示。しかし、PSGはFFP(ファイナンシャル・フェアプレー)の影響もあり5000万ユーロ(約60億円)を要求していたため移籍は実現しなかった。
エディンソン・カバーニ
今冬の移籍市場でアトレティコ・マドリードへの移籍を希望していたカバーニ。同選手はPSGに退団の意思を伝えたようだが、クラブはアトレティコからの1500万ユーロ(約18億円)のオファーを拒否。インテルから加入したアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディにスタメンを奪われている状態だったカバーニでも移籍することは出来なかった。
チアゴ・モッタ
2015年夏に古巣であるアトレティコ・マドリード行きの噂が浮上した元イタリア代表MFチアゴ・モッタ。新天地での挑戦を希望「決断はケライフィ会長に委ねる」と発言していたが、最終的にPSGと契約延長することが決まった。
アドリアン・ラビオ
パリ・サンジェルマンの下部組織出身でもあるラビオ。同選手はPSGからの契約延長のオファーを拒否し続けクラブとの関係は悪化。ラビオはリザーブチーム送りになるなど不遇な扱いを受け、契約が切れてユベントスへ移籍するまで厳しい状況が続いた。
ハテム・ベン・アルファ
フランスで期待される天才のひとりだったレンヌの元フランス代表MFハテム・ベン・アルファ。しかし、2017/18シーズンからは当時の指揮官ウナイ・エメリ監督との衝突や移籍拒否もあり、チームから干されてしまった。
そんな、ベン・アルファは非スポーツ的な理由で2017年4月~2018年6月までの15ヶ月間、チームから除外されたことに対して労働裁判所に提訴したが、敗訴している。
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