プレミアリーグ 移籍

スールシャール就任後、マンUを離れた9人の選手たち

写真提供:Gettyimages

 今季、プレミアリーグ第25節を終えて9勝8分8敗でリーグ7位と、苦しい戦いを続けているユナイテッド。結果を残すことのできていないオーレ・グンナー・スールシャール監督の解任を噂する声も少なくない。

 今回はそんなスールシャール監督が就任後、ユナイテッドを離れた選手たちのその後を紹介していく。


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マルアン・フェライニ

2019年冬
マンチェスター・ユナイテッド→山東魯能

 昨年冬の移籍市場で中国スーパーリーグの山東魯能に移籍したベルギー代表MFマルアン・フェライニ。昨シーズンは中国で34試合に出場し、12ゴール5アシストを記録。チームのリーグ5位に貢献した。


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アンデル・エレーラ

2019年夏
マンチェスター・ユナイテッド→パリ・サンジェルマン

 2014年の夏、ルイ・ファン・ハール監督時代にアスレティック・ビルバオからやってきたエレーラ。激しいポジション争いに後れを取ることもあったものの、主力として5シーズンにわたってプレーし、186試合に出場した。

 ユナイテッドはそんなエレーラと契約延長できずPSGと5年契約を締結した。しかし、今季ここまで怪我の影響もあり16試合で1アシストを記録にとどまっている。


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アントニオ・バレンシア

2019年夏
マンチェスター・ユナイテッド→LDUキト(エクアドル)

 昨年夏の移籍市場で母国エクアドルリーグでプレーすることになったバレンシア。スールシャール監督やモウリーニョ監督時代から出場機会の確保に苦労していた同選手はユナイテッドからの契約延長オファーを拒否してキトへの移籍を決断した。

 キトでは26試合に出場。チームはリーグ戦6位でシーズンを終えている。


ロメル・ルカク 写真提供:Gettyimages

ロメル・ルカク

2019年夏
マンチェスター・ユナイテッド→インテル

 以前からイタリアでのプレーを希望していたルカク。昨年夏の移籍市場でインテルに移籍。ユナイテッドでのオフシーズンには、トレーニングの参加拒否など古巣との関係は悪化していた。

 移籍後は水を得た魚のように大活躍。公式戦29試合で20ゴール4アシストでチームの勝利に貢献。セリエAでは絶対的王者ユベントスに食らいつき勝ち点差「3」のリーグ2位に位置付けている。


写真: Inter,it

アレクシス・サンチェス

2019年夏
マンチェスター・ユナイテッド→インテル

 2018年1月にヘンリク・ムヒタリアンとのトレードで、アーセナルからユナイテッドに加入したサンチェス。しかし、その活躍に見合わない高額な給与を受け取っていることから、度々批判を受けチームでの立場も厳しくなっていた。

 インテル移籍後は怪我の影響もあり、公式戦9試合で1ゴール2アシストにとどまっているが、ここからどのような活躍を見せてくれるだろうか。


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クリス・スモーリング

2019年夏
マンチェスター・ユナイテッド→ローマ

 レスター・シティから獲得したイングランド代表DFハリー・マグワイアの加入もありレンタルでローマに加入したスモーリング。しかし、ローマでは復調の兆しを見せており、クラブは完全移籍を希望する。だが、ユナイテッドがそれを拒否しており、同選手の去就に注目が集まっている。


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マッテオ・ダルミアン

2019年夏
マンチェスター・ユナイテッド→パルマ

 2015年夏にユナイテッドに加入したものの、厳しい状態が続いていたダルミアン。昨シーズンは特に7試合の出場にとどまり、昨年夏にパルマへ移籍することになった。

 パルマでは19試合に出場。1アシストを記録。移籍金が140万ポンド(約2億円)だったことを考えればお買い得だった。


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アシュリー・ヤング

2020年冬
マンチェスター・ユナイテッド→インテル

 ユナイテッドとの契約が2020年6月いっぱいで満了を迎える予定だったヤング。クラブからの契約延長のオファーを拒否し、今冬インテルへの移籍が決まった。

 インテル加入後すぐに3試合に出場しているヤング。アントニオ・コンテ監督のファーストチョイスであることは間違いない。


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マルコス・ロホ

2020年冬
マンチェスター・ユナイテッド→エストゥディアンテス・デ・ラ・プラタ(アルゼンチン)

 ユナイテッドで出場機会を失っていたアルゼンチン代表DFマルコス・ロホ。2011年まで所属した古巣のエストゥディアンテスへの移籍が決まった。

 なお、まだ移籍後出場はないがアルゼンチン代表としてコパ・アメリカ2020(南米選手権)出場を目指すためにも、出場機会を確保したいところだ。