アントニオ・コンテ監督が率いるインテルがプレミアリーグから新戦力を続々と獲得し、久しぶりのセリエA優勝に向けて戦力を整えている。先日獲得を発表したデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンは、補強した選手の中でも特に大きな注目を集めた。
今回は、かつてプレミアリーグでプレーし、現在はセリエAで活躍する選手のベストイレブンをご紹介する。
GK:ボイチェフ・シュチェスニー
クラブ:ユベントス
アーセナル下部組織出身のシュチェスニーは、2015年夏の移籍市場でローマへレンタルで移籍したシュチェスニー。セリエAでは高いセーブ率を誇り、評価を高めて2017年にユベントスへと完全移籍。世界屈指のGKとしてユベントスのゴールマウスを守り続けている。
RB:ダニーロ
クラブ:ユベントス
マンチェスター・シティでレギュラーーとしての地位を確保できなかったダニーロは、ジョアン・カンセロと入れ替わる形でユベントスへ加入。セリエAで存在感を発揮することはできていないが、本人はイタリアの方が自身に合っていると口にしている。
CB:ラグナル・クラバン
クラブ:カリアリ
2018年夏の移籍市場でリバプールからカリアリへと移籍したクラバン。フィルジル・ファン・ダイクの加入により出場機会を失った同選手だが、カリアリではレギュラーに定着。34歳となった今シーズンだが、リーグ戦18試合に出場し好調のチームを支えている。
CB:クリス・スモーリング
クラブ:ローマ
若い頃から将来的な活躍を期待されてきたスモーリング。しかし、マンチェスター・ユナイテッドでその期待に応えることができないまま、昨夏の移籍市場でローマへレンタルで移籍した。しかし、ローマへ移籍すると高いポテンシャルを存分に発揮。今シーズンのセリエAで最も安定したCBの1人となっている。
LB:アシュリー・ヤング
クラブ:インテル
アーロン・ワン=ビサカの加入や、ブランドン・ウィリアムズの台頭により出場機会を失っていったヤングは、今冬の移籍市場でインテルへと加入した。デビュー戦となったカリアリとの一戦で、早速アシストを記録している。
RMF:ヘンリク・ムヒタリアン
クラブ:ローマ
ボルシア・ドルトムントで輝きを放ったムヒタリアンだが、プレミアリーグでは苦戦。2019年夏の移籍市場でアーセナルからローマへとレンタルで加入した。今シーズン負傷に苦しむムヒタリアンだが、9試合の出場で3ゴールを記録している。
CMF:アーロン・ラムジー
クラブ:ユベントス
アーセナルで11年を過ごしたラムジーは、昨夏の移籍市場でユベントスへと移籍。ただ、今シーズンは負傷に苦しんでおり、11試合の出場に留まっている。90分フルでピッチに立つ姿を見たいサポーターも多いだろう。今後に期待だ。
CMFクリスティアン・エリクセン
クラブ:インテル
今月28日にインテル加入が発表されたエリクセン。トッテナムを長きに渡って支えた司令塔が、セリエAにやってきた。そのエリクセンは日本時間30日に行われたコッパ・イタリアのフィオレンティーナ戦で早速デビューを飾った。
LMF:アレクシス・サンチェス
クラブ:インテル
マンチェスター・ユナイテッドで辛く厳しい時間を過ごし、昨夏の移籍市場でインテルにレンタルで加入したサンチェス。今シーズンは負傷に苦しんでおり、未だ深い霧から抜け出すことができていない。かつて自身が輝いたイタリアの地で、輝きを放つことができるだろうか。
FW:ロメル・ルカク
クラブ:インテル
ウィングの位置で起用されたときに、ユナイテッド退団を心に決めたとされるルカク。同選手はインテルで、エバートン時代のような輝きを取り戻している。今シーズンはリーグ戦21試合に出場し14ゴールを記録。首位ユベントスを3ポイント差で追いかけるチームをけん引している。
FW:クリスティアーノ・ロナウド
クラブ:ユベントス
2018年夏の移籍市場でユベントスへと加入したC・ロナウド。移籍初年度からリーグ戦21ゴールを記録するなど活躍。今シーズンも序盤こそ出遅れたものの、現在はリーグ戦8試合連続得点中。得点ランキングでも2位に浮上している。
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