セリエA

セリエA、人種差別主義者に対してテクノロジーで応戦!

人種差別の標的となったロメル・ルカク 写真: Inter Official Twitter Account

 サポーターによる人種差別的な言動が問題となっているセリエA。同リーグはテクノロジーを駆使して、人種差別主義者をスタジアムから排除していく姿勢のようだ。イタリアメディア『フットボール・イタリア』が報じている。

 インテルのベルギー代表FWロメル・ルカクへの人種差別的なチャントや、ミランのコートジボワール代表MFフランク・ケシエへの人種差別的なチャントなど、サポーターによる選手への差別的な言動が問題視されているセリエA。同リーグはテクノロジーを駆使してそれらの問題に対処していくようだ。

 セリエAのルイジ・デ・シエルボ氏は以下のように語っている。

ルイジ・デ・シエルボ



「スタジアムには人種差別主義者がいます。私たちは彼らに寛容ではありません。1人ずつに対処していきます。

 私たちはテクノロジーを駆使して、彼らに向き合います。視覚的に認識し、差別のリーダー格を捕まえてスタジアムから排除するのです」