
前アーセナル監督で現在はフリーとなっているアーセン・ベンゲル氏が、サッカー界復帰への意欲を語った。24日、英メディア『スカイ・スポーツ』が報じている。
ベンゲル氏は1996年から2018年の約21年間に渡ってアーセナルで指揮を執り続けた。監督としてチームのあらゆる部分を掌握するスタイルで、2003/2004シーズンにはクラブを無敗優勝に導くなど、輝かしい成績も残している。しかし、アーセナルでのキャリア晩年は結果を残せず、2018年4月20日に2017/2018シーズン限りでの退団が発表された。
そのベンゲル氏を巡ってはアーセナル監督の退任以降、常に去就に注目が集まっており、数多くのクラブ監督就任の噂が報じられてきた。そして、2018/2019シーズンが終わろうとしているこのタイミングで、ベンゲル氏が自身の今後について言及した。
アーセン・ベンゲル
「私は40年間に渡って、管理職として働いてきた。
当初は、すぐにでも監督に戻りたいと言った。だが、もう少し距離をおいても良いとも思い始めた。
最終的に人生で学んだことを共有したいという結論に達したんだ。人生はある段階にまで進むと、知識を共有することだけが役に立つ方法だからね。
確実にサッカー界に戻るだろう。それが監督としてだろうと、そうでなかったとしてもだ。欲望はまだそこにあるんだ。
目の前の人生がどのようなものかは理解している。今決断する必要があるんだ」
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