ALL

次々と有望株を輩出! ポルトガルの強豪・ベンフィカの放出選手移籍金ベスト10

5位-ビクトル・リンデロフ(⇒マンチェスター・ユナイテッド)

放出当時の年齢:22

ポジション:DF

放出時期:2017年夏

移籍金:3500万ユーロ(約44億円)

現所属クラブ:マンチェスター・ユナイテッド

 スウェーデンのクラブから2012年にベンフィカのBチームに加入したビクトル・リンデロフは、2015年にトップチーム昇格を果たすと、わずか2年後には守備陣の補強が急務となっていたマンチェスター・ユナイテッドへ移籍。ただ加入1年目の昨季は不安定なパフォーマンスを露呈したこともあり、プレミアリーグでわずか13試合の先発出場にとどまった。ただ今季は主力としてここまで公式戦38試合で先発メンバーに名を連ねている。


4位-ネルソン・セメド(⇒バルセロナ)

放出当時の年齢:23

ポジション:DF

放出時期:2017年夏

移籍金:3570万ユーロ(約45億円)

現所属クラブ:バルセロナ

 2015年にトップチーム昇格を果たしたネルソン・セメドは2015/16シーズンは膝の負傷により長期離脱を強いられたものの、翌2016/17シーズンに右サイドバックの主力として公式戦47試合に出場すると、サイドバックの選手層強化を目指していたバルセロナが同選手の獲得に成功する。ただバルセロナ加入後は定位置確保には至っておらず、今季もここまでラ・リーガで19試合の先発出場となっている。


3位-ラウル・ヒメネス(⇒ウルバーハンプトン・ワンダラーズ)

放出当時の年齢:28

ポジション:FW

放出時期:2019年夏(2018年夏にウルバーハンプトン・ワンダラーズへレンタル)

移籍金:3800万ユーロ(約47億円)

現所属クラブ:ウルバーハンプトン・ワンダラーズ

 大物代理人ジョルジュ・メンデスの顧客であるメキシコ代表のラウル・ヒメネスは2014年にアトレティコ・マドリードに加入したものの、わずか1年でベンフィカに移籍。そのベンフィカでもサブとしての立ち位置にとどまる。しかし、昨夏にメンデス氏とのつながりが強いウルバーハンプトン・ワンダラーズにレンタルで加入すると、公式戦38試合に先発出場し17ゴールをマーク。この活躍が認められ、ウルバーハンプトン・ワンダラーズはクラブ史上最高額で同選手の保有権を買い取っている。


2位-アクセル・ビツェル(⇒ゼニト・サンクトペテルブルク)

放出当時の年齢:23

ポジション:MF

放出時期:2012年夏

移籍金:4000万ユーロ(約52億円)

現所属クラブ:ボルシア・ドルトムント

 昨夏に行われたワールドカップ・ロシア大会でベルギー代表の中盤を支え、史上最高タイの3位入りへ貢献したアクセル・ビツェルは、ゼニト・サンクトペテルブルクへ加入する。その後、一時はユベントス移籍間近に迫っていた時期があったものの、2017年冬に中国スーパーリーグへ移籍する。ただ昨夏に再び欧州へ復帰。ボルシア・ドルトムントでは今季ここまで37試合で先発出場を果たすなど、中盤における貴重な戦力となっている。


1位-エデルソン・モラレス(⇒マンチェスター・シティ)

放出当時の年齢:23

ポジション:GK

放出時期:2017年夏

移籍金:4000万ユーロ(約52億円)

現所属クラブ:マンチェスター・シティ

 足元の技術に定評のあるエデルソン・モラレスは、2015年にリオ・アヴェから加入すると、加入1年目の終盤から正守護神に定着。チリ代表GKクラウディオ・ブラーボのパフォーマンスに満足していなかったジョゼップ・グアルディオラ監督の熱望もあり、マンチェスター・シティに加入する。そのマンチェスター・シティでは昨季にプレミアリーグ優勝を成し遂げるなど、充実したキャリアを過ごしている。

ページ 2 / 2