ブンデスリーガ バルセロナ

バルサ、長谷部誠同僚の点取り屋獲得へ動き。ELインテル戦を首脳陣が視察か

アイントラハト・フランクフルトのルカ・ヨビッチ 写真提供:GettyImages

 バルセロナはどうやらアイントラハト・フランクフルトのセルビア代表FWルカ・ヨビッチの獲得に向けて本格的な動きを見せているようだ。現地時間14日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 ヨビッチはベンフィカで出場機会に恵まれず、2017年夏にフランクフルトへ買い取りオプション付きの2年レンタルで加入。すると今季はここまで公式戦34試合に出場し21ゴールをあげるなどブレイクを果たしている。

 同選手を巡っては、マンチェスター・シティやアーセナルなどプレミアリーグの強豪クラブが関心を寄せる中、先月のバルセロナが個人合意に至ったという報道が駆け巡っていた。

 しかしレアル・マドリードもヨビッチへの関心を持っていると伝えられるなど、すでに同選手の争奪戦が繰り広げられているものとみられる。

 その中、フランクフルトは14日にミラノでヨーロッパリーグ(EL)ベスト16の2ndレグ・インテル戦に臨んでおり、ヨビッチは先発出場を果たし、6分に決勝ゴールをあげている。

 またスタディオ・ジュゼッペ・メアッツァのスタンドにはエリック・アビダルSD(スポーツディレクター)ら複数人のバルセロナ首脳陣が観戦に訪れており、ヨビッチのパフォーマンスをチェックしていたようだ。

 アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスの後釜確保が中長期的課題となっているバルセロナにとって、将来性豊かなヨビッチは補強ポイントに合致する存在であるが、果たして複数クラブによる獲得レースを制することはできるのだろうか。