パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペはエミリアーノ・サラを乗せた飛行機のパイロット捜索活動へ27000ポンド(約380万円)を寄付したようだ。現地時間10日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。
今季リーグアン(フランス1部)のナントに所属していたサラはこの冬の移籍市場でカーディフへ移籍することで合意。同選手は先月21日、そのカーディフへメディカルチェックのため小型飛行機で向かう途中に事故に遭っていた。
その後イギリス海峡における捜索活動が行われると、今月3日に墜落した機体が発見。そして7日になってサラ本人の遺体が発見され、フットボール界では悲しみに包まれている。
ただこの小型飛行機のパイロットであるデビッド・アイボットソン氏は依然として行方不明となっている。その中、同氏の捜索活動に向けてムバッペが寄付した模様。またかつてレスター・シティや名古屋グランパスでプレーしていたゲーリー・リネカー氏も1000ポンド(約14万円)を寄付するなど、このような動きが広まっているようだ。
現役選手が航空機事故で死亡するという異例の事態に見舞われる中、この事故の全面解決に向けてフットボール界全体が最後まで支援してほしいものだ。
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