オリンピック・マルセイユのジャック・アンリ・エイロー会長は今冬の移籍市場期間でニースから加入したFWマリオ・バロテッリに期待感を抱いているようだ。現地時間8日、フランス『Foot Mercato』が伝えている。
バロテッリは昨夏にニース退団の可能性が高まっていたものの、この時は残留を決断。しかしコンディション調整不足が露呈したことにより周囲から批判を浴びると、今季ニース在籍時ではリーグ戦10試合に出場し無得点に終わっていた。
そしてパトリック・ビエラ監督との関係悪化に加え、ニース首脳陣から来季以降の契約を結ばないことを言い渡されていた同選手は、今冬にニースとの契約を解除した上でフリーでマルセイユへの移籍を果たしている。
そのバロテッリはマルセイユ加入後の初戦で1ゴールをマークするなど、早速復調に向けたアピールを行っており、エイロー会長も「私はマリオがここに来てくれて非常に幸せだ。オリンピック・マルセイユが待ち望んでいた選手だよ」と喜びの言葉を残している。
また同会長は「彼はここまで完璧にチームに馴染めている。ピッチでわずか数分でゴールを決めたしね。サポーターと同様、彼には満足しているよ。彼のピークはまだ訪れていない」と語っており、バロテッリに対してマルセイユでキャリアで最も素晴らしい時期を迎えてほしいと願っているようだ。
これまで多くの問題行動でメディアの標的にさらされてきたバロテッリであるが、このマルセイユで完全復活を図りたいところだ。
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