インテルの指揮官ルチアーノ・スパレッティ監督が今冬の移籍市場でクロアチア代表FWイバン・ペリシッチと交渉したクラブに「騙されそうになった」と明かした。イタリアメディア『RAIsport』が伝えている。
今冬の移籍市場でアーセナルへの買い取りオプション付きのレンタルでの加入が報じられていたペリシッチ。同選手はトランスファーリクエストまで提出し、移籍を懇願していただけに、チームとは微妙な関係になってしまった。
そして同メディアによると、ペリシッチの残留理由をスパレッティ監督が説明。交渉したクラブが正式オファーに買い取りオプションを付随しなかったことを明かしている。
◆ルチアーノ・スパレッティ監督
「こういったことが移籍市場で起こる。あの選手は印象的なオファーを受け取り、誘惑されたんだ。
しかし、彼はそれが本当のオファーではないことに気付いた。騙されそうになったから、身を引いたんだ。
オファーが考えていたものではないと気付いた時に、彼は辞退した。だが、既に損害を受けている。その状況を発表したことで彼やチームの空気は張り詰めた。今では彼も元の状態に戻り始めているが、しばらく時間がかかる。
今、彼はトレーニングに参加する。彼の心が完全にインテルに戻って来たらプレーさせるよ」
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