リーグ・アン パリ・サンジェルマン

冬の移籍市場でも躊躇なく巨額投資! PSGが獲得した歴代高額移籍選手ベスト5

ネイマールを2億2000万ユーロという天文学的な移籍金を投じて獲得したことにより、移籍市場を震撼させたパリ・サンジェルマンであるが、今冬もゼニト・サンクトペテルブルクからMFレアンドロ・パレデスの獲得を行っている。そこで今回はこれまでの冬の移籍市場でPSGに加入した選手の中で高額の移籍金を伴った5選手を紹介する。


5位:ヨアン・キャバイェ

移籍金:2250万ポンド(約32億円)
ポジション:MF
国籍:フランス
移籍元クラブ:ニューカッスル・ユナイテッド
加入時期:2014年

ニューカッスルの司令塔として頭角を現していたキャバイエはPSGに加入したものの、中盤での熾烈なポジション争いを前にリーグ戦での出場機会を増やすことができず、2015年夏にクリスタルパレスへ移籍。プレミアリーグ残留に大きく貢献するなど実績を残したものの、昨夏に2年契約でアル・ナスルへ加入。しかし今冬にわずか半年で退団し現在はフリーの身となっている。


4位:ゴンサロ・ゲデス

移籍金:2700万ポンド(約39億円)
ポジション:FW
国籍:ポルトガル
移籍元クラブ:ベンフィカ
加入時期:2017年

ポルトガル代表でFWクリスティアーノ・ロナウドとタッグを組むこともあるゴンサロ・ゲデスはポルトガルの名門・ベンフィカでトップデビューを果たすと、プリメイラリーガ(ポルトガル1部)屈指の有望株として主要リーグのビッグクラブから関心を寄せられる中、FWアンヘル・ディ・マリアやFWユリアン・ドラクスラーを抱えるPSGが更なる前線強化のために獲得にこぎつけている。ただ加入後は出場機会に恵まれず、翌シーズンにはバレンシアにレンタルで加入している。


3位:ユリアン・ドラクスラー

移籍金:3240万ポンド(約46億円)
ポジション:MF
国籍:ドイツ
移籍元クラブ:ボルフスブルク
加入時期:2017年

ユベントスの誘いを断りシャルケからボルフスブルクへ移籍したドラクスラーは主力として活躍していたが、ビッグクラブへの移籍希望を口に出し始めるとクラブとの関係が悪化。そのまま確執が解消されることはなく、2017年冬にPSGへと移籍を果たした。FWキリアン・ムバッペ、FWネイマール、FWエディンソン・カバーニが前線を構成する中、中盤3センターの一角で先発の座を掴んでいる。


2位:ルーカス・モウラ

移籍金:3600万ポンド(約51億円)
ポジション:FW
国籍:ブラジル
移籍元クラブ:サンパウロ
加入時期:2013年

地元ブラジルのサンパウロでトップチームに昇格を果たすと、2011年にはブラジル全国選手権で28試合出場8ゴールと大きなインパクトを残す。この活躍によって欧州ビッククラブから注目を集めると、2013年に欧州初上陸を果たす。ただウイングを本職とする同選手はムバッペやネイマールの前に出場機会が訪れず、昨冬のトッテナム・ホットスパーへと旅立った。


1位:レアンドロ・パレデス

移籍金:4230万ポンド(約61億円)
ポジション:MF
国籍:アルゼンチン
移籍元クラブ:ゼニト・サンクトペテルブルク
加入時期:2019年

ローマの中盤でMFケビン・ストロートマンらとのポジション争いを演じていたパレデスだが、クラブが資金捻出のため2017年夏にゼニトへ放出。その後、MFアドリアン・ラビオの後釜確保が課題となっていたパリ・サンジェルマンがパレデスに白羽の矢を立てて約60億円という巨額の移籍金で獲得している。なお、ボカ・ジュニアーズに在籍経験を持つ同選手はゼニト在籍時にコパ・リベルダドーレス決勝を観戦予定で故意にリーグ戦で退場したのではと一部サポーターから批判を浴びたことでも話題になっている。