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瀬戸貴幸の新天地はラトビアに。昨季終了後にヴァンフォーレ甲府を退団

 昨季までヴァンフォーレ甲府でプレーしていたMF瀬戸貴幸は現地時間23日、ヴィルスリーガ(ラトビアリーグ)のFK RFSに正式加入している。

 瀬戸は2007/08シーズンから長らくAFCアストラ・ジュルジュの主力として活躍し、2016/17シーズンにはヨーロッパリーグ(EL)グループステージでローマと対戦し、試合後にフランチェスコ・トッティと握手を交わしていた。

 その後昨年8月にアストラを離れ、J2リーグで苦戦を強いられていたヴァンフォーレ甲府に加入しJリーグデビューを果たす。しかしヴァンフォーレ甲府では公式戦わずか3試合の出場にとどまり、シーズン終了後に契約満了に伴い退団することが発表されていた。

 瀬戸は自身のSNSを通じて「ラトヴィアリーグのFK RFでプレーすることになりました!この移籍に関わってくれた全ての方々に感謝しています。新しい国、言葉、文化、サッカーは自分が人間としても選手としてもさらに成長できると思います。このチームでリーグチャンピオンを目指して頑張ります。応援よろしくお願いします!」とコメントを残している。

 同選手の新天地であるFK RFSは2011年に創設されたばかりであり、昨季はリーグ3位となっている。再び東欧に身を移す瀬戸はラトビアでどれだけ自身の知名度を上げることができるのだろうか。