Jリーグ

感動をありがとう!2018年限りでの現役引退を発表したJリーグ名選手たち

日本サッカーの時代を彩った名選手たちが昨季限りでの現役引退を続々と発表している。そこで今回は、2018年限りでの現役引退を発表した一部の名選手たちをご紹介したい。


楢崎正剛

<歴代所属クラブ>
横浜フリューゲルス(1995-1998)
名古屋グランパス(1999-2018)

日本代表でフランス、日韓、ドイツ、南アフリカとW杯を4大会連続で経験。国際Aマッチ通算77試合出場、J1通算631試合出場はJ1歴代最多記録。2010年には名古屋グランパスで悲願のJ1優勝を達成。GK史上初となるJリーグ年間最優秀選手に輝いた。


川口能活

<歴代所属クラブ>
横浜マリノス(1994-2001)
ボーンマス(2001-2002)
ノアシュラン(2003-2004)
ジュビロ磐田(2005-2013)
FC岐阜(2014-2015)
SC相模原(2016-2018)

日本代表でフランス、日韓、ドイツ、南アフリカとW杯を4大会連続で経験。国際Aマッチ通算116試合出場、Jリーグ通算507試合出場。1995年にJリーグ新人王、2006年にJリーグベストイレブン、2008年にJリーグフェアプレー賞に輝いている。


山岸範宏

<歴代所属クラブ>
浦和レッズ(2001-2013)
モンテディオ山形(2014-2016)
ギラヴァンツ北九州(2017-2018)

J1で通算171試合出場、J2で通算65試合出場、J3で通算22試合出場。浦和レッズでは在籍13年半で6つのタイトル獲得を経験。モンテディオ山形移籍後は、クラブ史上初の天皇杯決勝進出、J1復帰に貢献。2014年J1昇格プレーオフ準決勝では後半アディショナルタイムに劇的なゴールを決めた。2017年からはギラヴァンツ北九州に移籍。今季はJ3で5試合に出場していた。


中澤佑二

<歴代所属クラブ>
ヴェルディ川崎(1998-2002)
横浜F・マリノス(2002-2018)

日本代表でドイツ、南アフリカとW杯を2大会連続で出場。歴代6位タイとなる国際Aマッチ110試合に出場。DF登録選手では歴代最多となる代表通算17ゴールをマーク。J1通算593試合出場は歴代3位。フィールドプレーヤー歴代最多連続出場(199試合)とフルタイム出場(178試合)の記録保持者でもある。2004年には日本人DFとして初めてJリーグ年間最優秀選手に選出されている。


岩政大樹

<歴代所属クラブ>
鹿島アントラーズ(2004-2013)
テロサーサーナ(2014)
ファジアーノ岡山(2015-2016)
東京ユナイテッドFC(2017-2018)

2004年に東京学芸大学から鹿島アントラーズに入団。守備の要として2007年から前人未到のJ1リーグ3連覇に大きく貢献した。2010年には日本代表で南アフリカW杯メンバーに選出。鹿島アントラーズ退団後は、タイ1部BECテロ・サーサナ、J2ファジアーノ岡山を経て、2017年から関東1部リーグの東京ユナイテッドFCでプレー。今季限りで現役引退を発表した。


平川忠亮

<歴代所属クラブ>
浦和レッズ(2002-2018)

2002年に筑波大学から浦和レッズに入団。プロ生活17年で7つのタイトル獲得に貢献。2006年にはクラブ史上初となるJ1リーグ優勝、2007年にはAFCチャンピオンズリーグ(ACL)優勝を経験。J1通算335試合出場し、今季限りで現役引退を発表した。


森﨑和幸

<歴代所属クラブ>
サンフレッチェ広島(2000-2018)

サンフレッチェ広島ユースから2000年にトップチーム昇格。プロ初年度にはJ1新人王を獲得。慢性疲労症候群を患いながらも、J1で通算427試合出場、J2で通算74試合出場を記録。2012年、2013年、2015年と3度のJ1年間優勝に貢献した。


小笠原満男

<歴代所属クラブ>
鹿島アントラーズ(1998-2006)
メッシーナ(2006-2007)
鹿島アントラーズ(2007-2018)

日本代表で日韓、ドイツとW杯を2大会連続で経験。国際Aマッチ通算55試合に出場、J1通算525試合出場69得点を記録。鹿島アントラーズでJリーグ史上初の国内三冠、J1リーグ3連覇を達成。通算7度のJ1優勝に貢献し、今季はACLを初制覇。17つもの主要タイトルを獲得し、Jリーグで獲得可能なチームタイトルはほぼ全て獲得。個人としても、Jリーグベストイレブンに通算6度選出されている。


梶山陽平

<歴代所属クラブ>
FC東京(2004-2012)
パナシナイコス(2013)
大分トリニータ(2013)
FC東京(2014-2018)
アルビレックス新潟(2018)

2004年にFC東京の下部組織からトップチームへと昇格。ヤマザキナビスコカップ、天皇杯の優勝などに貢献。J1で267試合出場16得点、J2で37試合出場6得点、J3で13試合出場を記録。北京オリンピックにも背番号10を背負い出場していた。


栗澤僚一

<歴代所属クラブ>
FC東京(2004-2008)
柏レイソル(2008-2018)

J1通算265試合出場6得点、J2通算31試合出場を記録。2011年には柏レイソルでクラブ史上初となるJ1優勝に大きく貢献。今季限りでの現役引退に伴い、来季から柏レイソルのコーチに就任することが発表された。


田代有三

<歴代所属クラブ>
鹿島アントラーズ(2005-2009)
モンテディオ山形(2010)
鹿島アントラーズ(2011)
ヴィッセル神戸(2012-2014)
セレッソ大阪(2015-2016)
ウーロンゴン・ウルブス(2017-2018)

2005年に福岡大学から鹿島アントラーズに入団。2007年からJ1リーグ3連覇に大きく貢献。2008年には日本代表として国際Aマッチ3試合に出場している。昨年、オーストラリア2部のウーロンゴン・ウルブスへ移籍。今季限りでの引退を自身のインスタグラムで発表した。